暮らしやすさがにじみ出るところ。はま旅Vol.64「反町編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第64回は、暮らしやすさがにじみ出る「反町駅」。
ライター:沢村 友美
駅徒歩圏内の貴重な遊び場
東へ向うと、以前に『反町公園は昔、遊園地のようだったというのは本当!?』で取り上げた反町公園がある。
2万3千平方メートルという広大な空間、若干持て余され気味にお見受けしたが…。
ひとけがまばらな「おまつり広場」
一方、ベンチに座ってのんびりしている人々の姿は目立った。中でも肥前(長崎)の六方石が使用されている噴水の周りは盛況。
いろんなパターンで水が飛び出す「森の噴水」
園内には砂場や遊具もある。子どもを遊ばせていたママたちに聞くと、「今日は神奈川区役所に用事があり、電車で来た帰りに寄ってみた」という。
わんぱく盛りの柑太くん(左)と虎太郎くん(右)
遊具に飛び乗ったり、噴水までかけっこして水と戯れたり、楽しそうに過ごす子どもたち。とても微笑ましい光景だった。
次は、公園の脇にある神奈川スケートリンクへ。
オールシーズン利用できるスケート場
目印は、地域の児童たちが中心となって描いたという巨大な絵が彩る外壁。
2009年に、横浜開国150年を記念して描かれた
場内に入り、営業部の佐々木さんから話を伺った。
今年で開館64年目。戦後に開催された日本貿易博覧会で芸能館(演芸館)として使われていた建物を、閉会後にスケート場として活用したのが始まりだそう。
年間を通して使えるスケートリンクが県内に2箇所しかないため、需要はとても大きいとのこと。一般ビジターが滑りに来るだけでなく、各年齢層向けにレベル別の教室が開催されており、フィギュアスケートやアイスホッケーのチーム練習にも使われる。365日24時間フル稼働しても追いつかないほどの人気だとか。
54m x 27mのメインリンク
初心者用のサブリンクもあり、取材時にはちょうど幼児対象クラスが開講されていた。