蒔田駅の改札が“おかしな感じ”なのはずっとこのまま?
ココがキニナル!
地下鉄蒔田駅に新しい改札ができて便利になったんですが、そのぶん以前の改札がおかしな感じの上、駅員も二人必要になっています。この先もずっと変わらないのでしょうか?(Ichiさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
蒔田駅は工事の途中のため、空いているスペースに柵を設置。駅員は今後も2ヶ所の案内所に1名ずつ配置する。
ライター:沢村 友美
蒔田駅改札口は今後どうなる?(つづき)
通常であれば改札レーンの横に駅員が立つ案内所があるはずだが、ここでは改札レーンと案内所との間が広く空いていて、通り抜けできないよう柵が取り付けられている。
旧改札口の一部には柵が設置され、通行不可の状態に
ここでようやく投稿者の意図を理解した筆者。
なぜこんなことになっているのか、吉田さんに尋ねると「以前はここにも改札機がありましたが、そのうちの2基は新しい改札口へ移動したためこのようなスペースとなっています」という返答。
改札機2基は新しい改札口へと移設された(もう1基は新設)
投稿者はこの先もずっと状態が変わらないのかと心配しているが、「現在はまだ工事途中の段階です。そのため一時的な措置として柵を設置しています。今後は柵の位置まで案内所を広げ、案内所の近くに改札機や券売機を設置するなど、より使いやすいレイアウトに変更する予定です」とのこと。工事は平成25年度中には完了する予定だ。
蒔田駅地下1階の平面図(交通局ウェブサイトより)
なお、改札口が今後も2か所であることは変わらないため、それぞれの改札に案内所が1か所ずつ、案内所には駅員が1人ずつ・計2名の体制で運営していくそうだ。
改札口を新設した理由は?
なぜこのような工事をすることになったのか?
「元々改札口のあった場所は道路の下で、エレベーターなどを設けるスペースがありませんでした。そこで、近隣マンションの協力を得て、マンション側に改札と、エレベーターやエスカレーターのある出入口を新設したためです」と吉田さん。
今年3月に新設された地上までのエレベーター
工事以前は、ホームと改札口とをつなぐエスカレーター・エレベーターはあったものの、改札口から地上までには設置がされておらず、利用者は階段を使うしかアクセスの方法がなかったそうだ。
これでは車いすに乗る方や高齢者などが利用しづらく、改善が課題となっていた。また、防災という観点からは、二方向に避難経路を確保できるという利点があり、エスカレーター・エレベーターの設置のタイミングに合わせて改札口を新設することになったそう。
調査を終えて
地下鉄を利用する際、地上からホームまで階段で移動するとなると何段も上り下りしなくてはならない。
以前の蒔田駅は車いすに乗る方や高齢者にとって、ずいぶんと利用しづらい駅だっただろう。今回のリニューアルで改善できたことはとても有意義だと思う。
―終わり―
はまっこ61号さん
2013年12月07日 13時42分
新しい改札やエレベーターは地元の某新興宗教がお金を出して作らせた、って私の町(蒔田のとなり)では噂になってるんですが。そのへん突っ込んで取材してほしかったけど無理か。
雲葉 @since1992さん
2012年11月10日 19時04分
仮設とはいえロープ1本とは。不正乗車の温床になりそう。もう少し何か置けないものか。
伴 俊作さん
2012年11月10日 11時24分
一見便利そうになったのですが、実は関内方面から降りた初めての客が階段登ってスグに二手に改札があるので、戸惑ってしまって混雑を巻き起こしてしまうシーンがしばしば見られます(特に土日)。改札機を移動する際、案内所から遠い方の改札機を移動させた方がよかったのではと思います。また、杉山神社寄りの出入口からきた人にとっては僅かではありますが、遠回りをさせられた感が否めません。次の工事までに検討して欲しいとこです。