1月5日に行われた「30歳の成人式」って、どんなイベント?
ココがキニナル!
「30歳の成人式in 横浜」とは、どんなイベントなのかレポートしてきてください(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
同じハマっ子の同世代による「人間関係の構築」を目的としたイベント。30歳を本当の「成人」としてとらえ、明日を担う若いパワーの創出をねらう。
ライター:河野 哲弥
個々では及ばない若い力も、集まれば大きなパワーに
まずは、同イベントの責任者である渡邉さんに、きっかけや目的をたずねてみた。「濱コン」とは何が違うのか、また、30歳なのに「成人式」とした理由は何なのだろうか。
渡邉さん、ご無沙汰してます
ご自身も今年30歳だという渡邉さんによれば、このイベントのきっかけは、5人の仲間で集まった昨年の飲み会にあったそうだ。それぞれに仕事や結婚、親の定年などの問題を抱え、まさに20代から30代への転機を迎えていたらしい。
しかし、逆にそれだけ「話題が豊富」であることに気づいた友人らは、この転機を「本当のオトナになった時期」なのだと考え直した。だから「成人式」なのだそうだ。
ひとりで叫んでも世の中は動かない。しかし、同じような悩みや希望を持つ同世代のパワーを集結すれば、きっとそこから何かが生まれるはず…。
そう考えた渡邉さんらは、持ち前の行動力を発揮して、わずか一年足らずでこの企画を成立させたのだという。
男女の出会いも要因だが、真のねらいは、同世代の人間関係の構築
このとき集まった5人は、神奈川県と福岡県、そして京都府のメンバーだった。そこで、この3都市で今年、「1期生」と呼ばれる同イベントを開催。来年以降は3都市以外にも広げていく予定があり、既に問い合わせなども来ているらしい。
では、実際の参加者は、どのように感じているのだろうか。
成人式のノリで参加したという、YUKARIさん(左)と、HIROさん(右)
会場内で多かったのは、「誰がどのような人なのか分からず、声をかけにくい」というものだった。
「最初の30分でいいから、会話できるような席をセッティングしてほしかった」、「住んでいる区ごとにテーブル分けした方がいいのでは」、「名札に職業や趣味が書き込めるような欄を設ければ、会話の糸口になる」などの意見が聞かれた。
次に多かったのは、なかなか会う機会がない友だちと再会するために、集まったというもの。写真のYUKARIさんとHIROさんも、このパターンであるそうだ。
また、ゲストに芸能人などではなく、同じ30歳でいろいろなことにチャレンジしている人を紹介して欲しかったという声も。
そんな声が届いたのか、参加者飛び入りの自己アピールコーナーも
会場の残り時間も残り1時間を切ったころ、FMヨコハマでおなじみの栗原MC(写真・右)による、参加者紹介のコーナーが始まった。
自分の抱負を語る者、彼氏・彼女募集を告げる者、特技を披露する者、それぞれが飛び入り参加で自己アピールをすると、栗原氏の決めゼリフ「2割、3割、5割増し」が興を添えた。
新たな文化として定着するのか、「30歳の成人式」
終了間近、主催者の渡邉さんに、「誰がどのような人なのか分からない」という会場の声を戻してみた。すると、当初は、行政のさまざまな担当者を中心としたテーブル席のようなものを企画していたらしい。こうすることで、同じ話題を求める仲間が自然に集まるのではと、考えたそうだ。
しかし、市担当者の人選や予算の関係などもあり、協力を得ることができなかったとのこと。
若い世代が、これからの横浜を支えていくのか
それでも、「まず行動を起こすことが大切、そうすれば、人は動いていくはず」と、渡邉さんはいう。
三十而立(三十にして立つ)、本当のオトナが挙げる、地域密着型の成人式。来年はどのような広がりを見せるのか、新たなムーブメントとして、これから注目していきたい。
―終わり―
◆30歳の成人式in 横浜
http://www.30seijin.org/yokohama/
ペテン師さん
2014年01月21日 22時18分
このような 集まりがあるのに、これに参加して「声をかけにくい・・・」とか、「会話の糸口を主催者側で段取りしろ・・・」とか、 なんか違いませんか ?? 30才のいい歳こいた大人が、その程度のコミュニケーション能力しかないんですか ????
黄エリさん
2013年01月06日 18時02分
つまらないですねぇ…
ばんどさん
2013年01月06日 15時59分
行動を起こすことが大切、その通りだと思います。濱コンといい今回の企画といい渡邉氏はアイデアマンですね。これらの企画の継続や新しい企画で横浜を盛り上げて行ってください。