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横浜発祥!?「珈琲あんぱん」って何!?

ココがキニナル!

珈琲あんぱんは横浜発祥!? (スさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

横浜発祥で間違いなかった! 1999年、エスプランというベーカリー&スイーツ屋さんが発売した、横浜市鶴見区生まれのカフェオレ風味のあんぱんだった。

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ライター:はまれぽ編集部

珈琲あんぱん誕生の発想と秘話(続き)


そして、試行錯誤の結果、1999(平成11)年に現在の「珈琲あんぱん」の商品化に成功。
初めて「珈琲あんぱん」をお店に出した時のお客さんの反応はほとんどなく、3、40個ほどしか作っていなかった。
 


パンの生地に珈琲あんを入れて包む
 

かまどに入って7~8分。良い具合に焼けている
 

焼きあがったあんぱんにホイップクリームを入れると、「珈琲あんぱん」の完成




「珈琲あんぱん」が知られたきっかけは?



「珈琲あんぱん」が知られるきっかけになったのは、鶴見区区制80周年記念のイベント「鶴見どころ80」の鶴見のお土産に認定されたことだった。

そのあと、第1回「パングランプリ東京」で「珈琲あんぱん」が最優秀賞「東京都知事賞」に輝き、それから徐々にメディアにも取り上げられ、毎日1000個売れるほどの大人気商品になっていった。

だが、ほかの商品も作らなくてはならない中、毎日1000個の「珈琲あんぱん」を作るのに労力がかかり、何より珈琲あんぱん自体も、大きさが違ったり、味にムラが出るようになってしまった。
 


工房は常に忙しそう


これでは、おいしいものを作れない、数多くを作るのではなく、絞り込んでもっとお客様に喜んでもらえる珈琲あんぱんを作ろうと1日800個まで数を減らしたそうだ。

それでも毎日完売し、筆者が取材に伺った日も、正午過ぎですでに1回目に焼いた400個の「珈琲あんぱん」が完売するという盛況ぶり。お客さんの反応も非常によく、ぞくぞくと珈琲あんぱんを買い求めていた。

今後は、珈琲あんぱんの味を維持したまま、次の試みにもチャレンジしていきたいとのこと。
 


次のチャレンジ、珈琲あんぱんの仲間「ずんだあんぱん(180 円)」




実際に珈琲あんぱんを食べてみた


 


ちょっぴり小ぶりだが手に持つとずっしりと重い。1個170円


「珈琲あんぱん」は普通のパンより小さめだが、それは2個食べてほしいという思いから。ちなみに、半分に割ったりしないで、そのままかぶりつくのが「珈琲あんぱん」の美味しい食べ方だそうだ。ホイップクリープとあんこが混ざり合い、カフェオレが味わえるらしい。

教えてもらった通りにガブッとかぶりついてみると、まず、パンの甘さに感動。そしてホイップクリームとあんこが流れるように口の中に入ってくる。珈琲の風味がほんのりと広がったかと思うと、ホイップクリームがすぐに溶けだし、口の中でカフェオレになった!

すごい、本当にカフェオレを食べることができた、と再び感動。あっさりしているので、甘いものが苦手な人でも食べられる。
 


まさに「食べるカフェオレ」


時間がたつと生クリームがかたくなってしまううえ、乳臭くなり、香辛料の香りが強くなってしまうそうだ。柔らかく、口どけの良いものを食べてほしいので、なるべくなら、買ったその日のうちに食べてもらいたいとのこと。



取材を終えて



筆者は「珈琲あんぱん」があることを今回初めて知ったが、どうして今までこんなおいしいものを知らなかったのかと後悔。
「愛情を込めたパンはおいしい」という、塩田さんの言葉がとても印象的で、鶴見の名物として、地元の人から愛されている理由が分かった気がした。

珈琲あんぱんをまだ知らないという人にはぜひ勧めたい、横浜名物の1つを発見した。


―終わり―


ベーカリー&スイーツ エスプラン
住所/横浜市鶴見区鶴見中央4-1-7
電話番号/045-501-2147
営業時間/7:30~19:00
定休日/日曜日・第3月曜日
http://www.esplan.biz/shop/

 

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  • 食べてみたいです。私事ですが・・・想像も付かない位、貫禄が出ましたね。応援しています。

  • これは食べてみたい。ずんだも気になります。

  • 雲葉さんに反論でもないんだが、「あんパン」自体が文明開化を受けて「まんじゅう」と「パン」が融合したかなりぶっ飛んだハイカラな食べ物だったと思われるので、そこに「外人は豆を煮出した黒い汁を好んで飲んでいるとは変わった嗜好だ」とか言われてたコーヒー入れちゃうとなると、もう明治の世にはかなりキケンなアロマが豊かに薫る気がする。当時の日本にとってコーヒーは「良薬口に苦し」の、ビタミン欠乏時の薬だったらしい。

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