横浜環状北線って、今どうなっているの?
ココがキニナル!
横浜環状北線の工事の進行具合と、完成後の時間短縮がキニナリます。また、工事にあたり環境への取り組みも教えてください。(ときさん/アイズさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
完成まであと約4年。将来は東名青葉と横浜港が20分でつながる。地上からはわかり辛いが、北線のシールドトンネルは半分以上が掘り終わっている!
ライター:吉岡 まちこ
地下約30mのところに道路は想像以上に完成していた
見学会は、新横浜駅からも近い新羽の鶴見川沿いにある建屋から出発。中に入ると、地下深くまで続く階段があった。立坑(たてこう)といって、地面に垂直に掘られた巨大な穴が口を広げていた。
シールドマシンもここから分解したうえで搬入された(この写真のみ今年2月撮影)
長~い階段で立坑を降りる。あまりのスケールに距離感がおかしくなりそう
地下30mまでひたすら降りる! 粉塵(ふんじん)がすごいのでマスクは必須
いよいよ高速道路の路面の位置に到達。右側の港北行きトンネルにこれから突入!
トンネルの脇に宙釣りにされた通路を3km先のシールドマシン目指し歩き始める。坑内は湿気もすごい。
工法をわかりやすくするために写真の順番を入れ替えるが、マシンはこのように、筒状にグレーの外壁も貼りながら進む。
SFRCセグメントという、鋼繊維とポリプロピレン繊維を混入したコンクリートだ。耐久性・耐水性にも優れ、万が一火災が発生した際も中に気泡ができ、破損することのない最新の素材を採用しているそうだ。
地上とは別世界。足元の作業用通路の下にはベルトコンベアがあって、前方からの土を流していた