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ついに、これまで記事にならなかったあの場所へ・・・はま旅Vol.106「伊勢佐木長者町」編

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第106回は、横浜市営地下鉄ブルーライン「伊勢佐木長者町」駅。中華に散歩にロックな出会い、そして逆潜入のなんでもアリな旅。

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ライター:篠原 章公

旅を再開

長者町一帯をのんびり歩く。
 


長者町1丁目交差点。もう少し歩くと首都高
 

不老町3丁目の交差点では聞き覚えのあるメロディーが・・・


歩行者用信号機の上部スピーカーから聞こえてきたのは「通りゃんせ」。
以前、取材時にいただいた警察の資料にはなかったと思うが、新設されたのだろうか。ちなみに流れている時間は結構長めだった。
 


ここに来ると、信号機から流れる「通りゃんせ」と「故郷の空」を堪能できます


大通り公園「水の広場」にはかなり多くのハトやカラスがいた。
 


この時間帯、結構多かったです


そろそろ国道を渡ってイセザキモールにでも・・・と考えていたところ、ラジオ日本ビルのテナントにキニナルお店を発見した。



ビートルズメモラビリア
 


「TRACKS JAPAN」外観
 

看板には「Beatles memorabilia」とある


ビートルズ関係のものを扱っていることは分かるが、いったいどんなお店なのだろうか。早速、店舗の中へ。取材の旨を伝えると、快くOKしてくださった。
 


代表の加藤さん。1966(昭和41)年の来日時に書かれた4人のサインは400万円とのこと


こちらのお店は、今年で20周年を迎えるビートルズの収集品・記念品(=memorabilia)を扱うお店。ファン歴32年、ビートルズの大ファンである加藤さんが所有していたものを売りはじめたのがきっかけなのだとか。世界一のビートルズコレクターを目指していたのだそうだ。
 


こちらは翻訳担当のダニエルさん。横浜インターナショナルスクールの卒業生。
注文は世界中からあるという


なぜこの地にお店を構えたのかを加藤さんに伺うと、「やっぱり横浜が好きだからだね。しかも中区が好き。ビートルズの出身地がイギリスの港町・リバプールなのもあって、海っぽさがある横浜には18歳のころから住んでいます。出身は大森のあたりなんだけど、そこに住んでいた年数を最近超えて、やっとハマっ子になれたって感じかな(笑)」と気さくに答えてくださった。
 


こちらは来日時に描かれたジョンとポールによる共作の絵。1250万円


次々と披露される世界的に価値のある品々。ここで、もっとお安い価格のメモラビリアをご紹介していただいた。

「うーん、個人的なオススメだけど、『REVOLVER』はぜひ原盤で聞いていただきたい。この後のビートルズはアレンジ的に凝ったものを作るようになっていくんだけど、そういう意味でこのアルバムはビートルズにとっての最後のギターアルバムだと思っています。CDもいいけど、ビートルズはアナログで作っていたんだから、やっぱりアナログで、ね」
 


60年代にカッティングされた「REVOLVER」のUK盤。9800円


その後もビートルズにまつわる話が続く中、筆者がフリーのライターである旨を話すと、「いやー、ロックだね。まあでもロックって誰でもできるもんなんだけどね。大切なのは“続ける”こと。これからは『Keep on rockin'!!』で行ってください。あんまり真面目にロックすると死んじゃうから、ほどほどにね(笑)」と熱いメッセージをいただいた。

最後に加藤さんとかたい握手を交わし、お店を後に。同店舗はモノが非常に多いので、商品に興味のある方はまずホームページのリストを参照してほしいとのことだった。

ここで、担当編集千葉氏とのアポを思い出した筆者。
「編集部に寄らなくちゃいかんのかー・・・」

はまれぽ編集部の最寄り駅は、今回のはま旅の舞台である伊勢佐木長者町。ダメもとで今回の記事に編集部の様子を組み込めないか打診してみると、なんとOKが!

ということで、本サイト「はまれぽ.com」の編集部へ足を運んだ。