ほかにもキニナルお掃除スポットが

関内駅～大通り公園以外でも、ゴミがキニナルという場所が続々。

金沢区の海の公園ですが、ゴールデンウイークに行ったら、砂浜に花火やタバコが砂浜に一杯混ざってました！　気がついたものは、拾いましたが個人でやるのも限界です！　これから海開きも控えてますから、何とかしてほしいところです！＜投稿より＞

およそ1kmの砂浜が美しい「海の公園」。シーズンになると多くの観光客でにぎわい、その分、ゴミの問題も深刻になる。
　

美しい海辺にゴミは似合わないが・・・

実際に足を運んでみると、管理の行き届いた美しい砂浜が広がっている。清掃員の姿も見られ、人出の少ないオフシーズンはゴミの心配は少ないようだ。

とはいえ、管理の目をかいくぐってゴミの置き去りをする心ない人は少なからずいるようで、酒盛りの名残と思しき空き缶や、食べ物の容器などがちらほらと見受けられた。
　

ゴミは持ち帰るか指定の場所に捨てるのがマナー

海の公園では毎年、海開き式の前に「ビーチクリーン」を実施している。2012（平成24）年のビーチクリーンには約350名が参加した。今年は7月13日（土）に海開きが宣言される予定だ。
　

ゴミは、金沢小の生徒たちによるかわいいデザインのゴミ箱へ

また、こんな投稿も。

浦舟町の隣の公園に隣接する歩道。公園敷地内は禁煙なので、患者さんたちや病院関係者たちの喫煙場のようになっています。もちろん、路上には吸い殻が散乱しています。＜投稿から一部抜粋＞

場所は「横浜市立大学附属市民総合医療センター」のようだ。場所の確認のためにGoogleマップのストリートビューで見てみたところ、喫煙しているかどうかは別として、確かに休憩しているように見える人たちの姿が映っていた。
　

日常の光景ということだろうか（Googleマップ・ストリートビューより）

実際に公園に行ってみた時は、きちんと清掃が行き届いているためか、そこまで多くの吸い殻は見られなかった。とはいえ、医療センターを利用する患者に影響が出る可能性もあるので、意識するに越したことはない投稿内容だ。
　

公園は禁煙だが、歩道の排水溝には吸い殻が・・・

投稿になかった「横浜駅」でも清掃活動が

横浜市の玄関口、「横浜駅」でもゴミ問題は見過ごせない事案のように思えるが、今回の投稿には寄せられなかった。横浜駅の利用者に聞くと「西口の飲食店の裏通りはゴミが多い印象だが、それでも最近はだいぶキレイになった」という。

毎年この時期に「ノー『スモーキング＆パーキング』活動」を行っている西区役所地域振興課の担当者は、「横浜駅周辺は、企業のみなさんが積極的なんです」と話す。
　

「横浜駅をきれいに！キャンペーン」は25日（土）に行われた
（写真は過去の模様／西区ホームページより）

たとえば日産自動車では、毎月23日を「日産（23）デー」とし、工場などから駅までの通勤路の清掃活動を行っている。およそ300名が参加した今年の「横浜駅をきれいに！キャンペーン」にも、多くの企業が参加したそうだ。また、今年は、はじめて西口と東口に分かれての清掃活動が行われた。徐々に規模も大きくなっている印象だ。
　

各区のホームページでゴミ減量をアピール
（イラストは西区ホームページより）

積極的に清掃活動をしてもいたちごっこになりがちなゴミ問題。企業や意識の高い人々や企業が、清掃活動などを通じて「アピール」することが利用者のマナー、意識の向上につながるのではないだろうか。

今回、「横浜クリーンアップ作戦」に寄せられた読者のキニナル「お掃除スポット」の中から、編集部でも実際に清掃活動を行っていく予定。FacebookやTwitterなどで参加を呼び掛ける予定なので、「参加したい」という方はぜひチェックしていただきたい。


―終わり―