口からはみ出るほど巨大サイズのシューマイを出す中華料理店が白楽にあるってホント?
ココがキニナル!
白楽にある「襄陽(じょうよう)」という中華屋は、餃子、焼売など全てが巨大サイズです。取材してください。(380さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
開店から19年、徐々にサイズ感を増していった焼売と餃子は初めて出会うボリューム。他メニューは巨大というほどではないが、100種類以上と超充実!
ライター:三浜 詩央
超ビックサイズのシューマイとギョーザ・・・!
(つづき)
一口ではとても入りきらない
ぎっしり、ずっしりと重いシューマイはぷりぷりとした豚肉の旨みがたっぷり。あら切りされたタマネギが出す甘みもいい。
醤油はほんの少しつけるか、もしくは何もつけなくても美味しくいただける。それでいて柔らかく、箸を入れるとほろっとくずれてしまうほど!
豚肉、玉ねぎのみの具材に味付けをしている、そのシンプルさのためか、ビックサイズながらもしつこくなくさらっと食べられてしまう。素朴な味わいの逸品だ。
驚きなのは、この巨大さでありながら、皮は市販の普通サイズのしかも1個につき1枚しか使用されていないという。
実際に使われている皮。業務用だが、よくスーパーなどでも見かけるサイズだ
改めてシューマイを横から見てみると、限界まで皮が伸びていながらも肉を包みきれていなかった。
皮が足りず、肉がこぼれ落ちそうだ
続いて登場したのはこちらもビックサイズの「焼ギョーザ(450円)」。
「ギョーザはサイドメニュー」という固定観念を打ち砕かれた
これだけでもお腹がいっぱいになりそうな主食級の一品。皮の表面がつるっとしていることもあるが、ずっしりとした重みがあり、なかなか餃子を箸で持ち上げられないほど。
シューマイしかり、一口でおさまる大きさではない
なんといっても、皮が厚い! 「薄い皮にしてしまうとその大きさに耐えられず、皮が破れてしまうために工夫した結果」なのだそう。厚い皮に包まれているのは、豚肉と白菜、そしてキャベツ。こちらもシューマイと同様、具材はあら切りで、もっちりとした皮と具材の生きた食感が楽しめる。ボリューミーでありながらあっさりとした味わいだ。
注文からすぐに出てきたシューマイとギョーザを食しているうちに、もうひとつ注文していた料理が到着、したのだが・・・
こちらが鳥の唐揚げ、「炸子鶏塊(ツアーツチークアイ/1300円)」
こ、これは・・・ビックサイズというより、ものすごく量が多い。思わず絶句してしまった。欲張って3品もオーダーしたことを後悔しつつ、巨大な岩山に箸を入れ、いざ実食。
衣に黒ゴマが混ぜ込まれており、ほんのり黒ゴマの香りが広がる。サクッ、というよりもちっ、とするしっとりとした衣。
ケチャップがついており、お好みでつけて一緒にいただくこともできる。これはトマトの酸味が食欲をそそるように、というお店の心遣いとのこと。