「グリングリン回され」の巻

いよいよ外反母趾の施術。まずは施術前の写真をどうぞ。
　

Before：お見苦しくて申し訳ない！
　

まずはグニャリ。「・・・！？」
　

耐えろ・・・耐えるんだ自分！

施術を受けて感じたのは、今まで“これ以上曲げたら骨折する”と思っていた範囲を超えても、案外骨折しないということ。

かつて足の親指が360度回転したことはない。だが今、院長によってグリングリンと曲芸のように回される我が親指。そして、ゴリゴリポキポキと耳障りの悪い音。
　

バタつく井上に全く動じない院長
　

「いひゃひゃひゃ！」悶絶とはまさにこれ
　

・・・ハッ！　よだれと手汗がすごい！

「引っ張られ曲げられ」の巻

グリングリンと回転させたあとは、人差し指の方へ曲がっている親指をまっすぐ補正するためにエイヤッと引っ張る院長。
　

指が抜けるかと思った
　

後々写真を見てびっくり。こんなとこから曲がっていたのか

「はい、骨入ったよ」
「あ、ありがとうございます・・・」

憎き骨め、あやつはどうなっただろう

安息と悶絶の織り交ざった施術後は、まるでたっぷりの睡眠をとったかのような清々しさを覚えつつ、いよいよ足と対面。
　

After：あら！　骨が少し引っ込んでいる！

では、もう一度写真を見比べていただこう。ドン！
　

Before→After
　

黄色が施術前、オレンジが施術後。違いが一目瞭然

骨を削る外科手術でさえ完全にまっすぐにはならない外反母趾なので、一度の整体で骨が引っ込むわけないのだが、それでも親指がまっすぐに修正されているのが分かる。

“回され引っ張られ”は、知恵の輪のように、はまるべきところに骨をはめる工程だった。