金沢区へひとっ飛び

秋の日は短い。1日ですべての坂をまわりきれなかったときのために、離れた坂を先に測っておくべきだろうと判断。一気に金沢区まで移動。

金沢区釜利谷東3丁目・・・6°（10.5％）
　

　
この坂をのぼると造成された住宅地がひろがる
　

そして区画整理された造成地へのぼる坂に急坂はないのである
　

きれいに区画整理された比較的新しい造成地は、山をごっそり削り取って造成され、また急坂にならないように計算されて道路もつくられるので、坂の角度はこのようにしっかり抑えが効いているのである。
　

坂の最下部は10メートルほど急坂ドット舗装になっていて10°を記録した
　

その横の坂・・・フェイドアウトする坂
　

　
歩いていると坂の下に坂が見えたので行ってみることにした
　

しかしふくらむ期待と裏腹に道幅はみるみるすぼみ一人通れる程度になり
　

そして山に吸い込まれていき
　

趣あふれる石段に姿を変えた
　

自 然との距離が近い金沢区では、坂が途中で山や森にぶつかって行き止まりになることが多かったが、こんなふうに吸収されていくのはめずらしい。それにして も先を急いでいたので引き返してしまったが、写真を見返すと歴史を感じさせる切り通しだ。少しのぼってみればよかったと後悔。

近くの能見堂跡もキニナっていたが、しだいに強くなる西日に追い立てられるように次の目的地へ向かった。

港南区へ

前回の港南区編では16.5°のトップクラス急坂にも出逢えたが今回はどんな坂が現れるのか。

港南区日野2-54-3・・・14°（24.9％）
　

直角カーブを持つAランク坂
　　

坂の下から見るとこんな感じ。そして直角カーブを持つ坂は
　　

インコースで22°という、とんでもない数値が出たりするがこれは参考記録
　　

カーブのとんでもなさはタイヤが残す黒い線によって証明される
　　

坂の上はこんな感じの絶景