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人と自然が共存した「里山」を残す、「県立四季の森公園」ができた経緯と当時の様子を教えて!

ココがキニナル!

四季の森公園は昭和40年代半ばごろまで里山が広がり、北口広場から蓮池、あし原湿原へと続く谷戸には農地が続き、蓮池は公園ができる前はなかった。当時の様子や公園になった経緯は?(ねこぼくさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

当初は住宅用地として取得されたが時代の変化に伴い自然保護へと方向転換。人の手を入れることで維持される「里山」の環境を保全した公園となった

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ライター:河野 哲弥

ガーデンでも雑木林でもない、「里山」とは



最初に連れて行ってもらったのは、北口から向かって左側の丘陵地。
「地面を見てください、雑草などが刈られているのがわかりますか? 草刈りは初夏に行うものですが、ここでは冬でも行っています」と所長の談。
 


丸く刈り取られた山肌、たしかに雑草の姿はない


こうしておくと、例えば春先のカタクリ、夏にはヤマユリ、秋のヒガンバナ、真冬でもカンツバキといったように、四季の花が咲くらしい。また、ササやヒラカシといった繁殖力の強い植物の進出も、抑えられるのだとか。
 


同園のパンフレットより、1年を通して自然が堪能できる
 

パンフレットには載っていない、福寿草のツボミも芽吹いていた


一般的には、「春の園」「夏の谷」といった具合に、異なるスポットで季節ごとの草花を栽培する公園が多い。しかしこれは、ガーデニングの発想である。
その点同園では、同じ場所でありながら、季節ごとの違った植物が愛でられる。これこそが、「四季の森公園」の名前の由来。
 


今度は、炭焼き小屋が登場


「こちらでは毎年、炭作り体験を行っています。これも、人間が自然に介入する一例なんですよ。コナラなどは放っておくと、どんどん大きくなるでしょ。そうすると、日照が遮られ、植物相が変化してしまいます」と所長は話す。

炭にしても、丸太のような太さのものは使いづらい。まき用の樹木は、ある程度成長したら、切り株を残すようにして伐採するそうだ。そうすると、切り株から新たな枝が伸びていくのだという。
里に住む人間が山を管理すると同時に、山が里に生きる糧を与える。そんな環境が「里山」の真の姿なのかもしれない。
 


続いて、蓮池を挟んで反対側の斜面
 

人の手が入らないと、雑木林となってしまう


「こうなると、人間の手には負えないですよね。福寿草も生きられないでしょう。公園の外側に近い場所では、比較のために、あえて下刈りをしていない区域もあります。ヒラカシの、他者をはねのける生命力の強さには、圧力のようなものを感じますよ」と所長は続ける。

つまり、手つかずの自然を残そうとしているのではなく、かつて人と自然が共存していた場をそのままの姿で管理しているのが、「四季の森公園」なのだ。
 


観察眼を養えば、見どころがいっぱいの「里山」



所長によれば、同園には営業時間がなく、24時間いつでも出入り自由なのだとか。「もともと人と自然が共に暮らしていた場所ですから、規制をするのもおかしな話ですよね。もちろん、花火などの迷惑行為には困っています。それでも、『里山』という第2の自然を楽しんでほしくて、解放しているのです」と話す。
 


北口にある管理棟へ戻ってきた、背後には高層住宅が迫る


四季によって姿を変えるその姿、自然林と人工林、昔の生活と現代文明。そうしたさまざまな対比を体験できるのが「四季の森公園」。土日にはボランティアガイドが頼めるそうなので、最初はプロに教えてもらった方がいいかもしれない。
そのうち観察眼が付いてきたら、いよいよ、ディスカバーの始まり。人と自然の関わりを知る、いいきっかけになるかもしれない。


―終わり―
 
県立四季の森公園
住所/神奈川県横浜市緑区寺山町291
TEL/045-931-7910(四季の森公園管理事務所)
入場料無料
 

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  • 四季の森公園が出来る前は里山の景色がすばらしく、よく散歩に行きましたが人工の施設を造るので樹木を伐採してしまいとてもがっかりしました!・・・蛍の事も地方からかき集めて放し飼いにしていたのを覚えています、なんだか悲しい記憶ばかりです。

  • 子供が小さい頃はよく遊びに来ました。南口にある展望台からはスカイツリーも見えます。

  • よく行きますが、毎年6月のほたの次期は特に欠かしません。ただ気になるのは年々蛍の数が減っている様な気がします。6年位前に観た蛍はみごとでした!

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