昭和にタイムスリップ!? 新横浜駅近くにあるサラリーマンのオアシス「オゾン通り」ってどんなところ?
ココがキニナル!
昔、新横浜近辺に勤めている時、オゾン通りでよく飲みました。オゾン通りが今どうなっているのか取材してください。(ぜんちゃんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
天窓があることからビルの前オーナーが“オゾン通り”と命名された可能性大。現在もサラリーマンの憩いの場として健在だった!
ライター:松宮 史佳
名物メニューを実食!
「戸隠」は編集部のお膝元・伊勢佐木町にもある。なんと! 伊勢佐木町店は木下さんのご兄弟が経営していると聞き、びっくり! 新横浜店&伊勢佐木町店の「メニューは一緒」。 “戸隠”という店名の由来は「先々代が長野出身だから」。
そばはもちろんだが、“ご飯もの”や“おつまみ”も充実
メニューを見ていると「全部食べたくなる」。
・・・が、心を鬼にして一品を選択。名物という「すごもり(1000円)」を注文することに。
・・・「すごもり」は軽く2人前はあろうかというボリューム!!!
「すごもり」には揚げた蕎麦を使用しており、パリッパリの食感を楽しめる。また、あんは“そばつゆ”をベースにしており、馴染みやすい味わい。。エビやイカも新鮮で美味! これは飲みたくなる。
と、いうことで「ハイボール・レモンソーダ割り」を追加!
なんと、この大きさで350円とは! 安い!!!
酢をかけるとサッパリ、辛子を付けるとピリッとした後を引く味わいになる
「すごもり」は酢や辛子を投入することにより、「さまざまな味が楽しめる」のがいい!
「戸隠」では「昼飲みも可能」。なので、木下さんによると「お昼から飲んでいるお客さんも多い(笑)」らしい。「すごもり」を完食し、「ハイボール」を飲み終えると、“超お腹いっぱい!”
新横浜の駅ビル「キュービックプラザ」ができる前は駅から見てオゾン通りの場所が分かりやすく、「アクセスしやすかった」そうだ。だが、キュービックプラザがオープンし、新規の方にとっては分かりにくくなってしまったため、「常連さんが多くなりましたね」と木下さん。
お話を伺っていると午後5時過ぎになり、サラリーマン風のお客さんが続々と来店する。「こんばんは」「今日は暑かったですね」などとお客さんに声を掛ける木下さんやスタッフの方。お客さんは「昼も夜も来てくれる」そうで「常連さんが中心(by木下さん)」。会話を聞いていると、皆“常連さん”なのがわかる。
午後5時を過ぎると、近隣で勤めるサラリーマンの方が来店
「戸隠」では“ボトルキープもできる!”
と、ここで松宮の隣に男性2人組が来店。聞くと、「近くの会社に勤めている」と答えてくれる。
お二人とも「昼・夜ともによく来る(笑)」とのこと!
と、「おもしろいもの見せてあげるよ!」と男性。ふと横を見ると…
激似のルパン!!!
「すごーーーい!!!」と思わず言うと、「スタッフさんが描いたんだよ!」と教えてくれる。
絵が上手なスタッフのようこさん
ポップなイラスト入りメニューも「ようこさん作」なんだとか!
特技があるってうらやましいなー!
常連という男性お二人に“オススメ”を伺うと・・・
「マヨネーズそば(800円)」と「カレー南蛮(880円)」とのこと!
今度来た時に食べてみよう! 木下さんと男性お二人にお礼を言い、次の店へ!
居酒屋「新横のまぐろや」
目の前にある「新横のまぐろや」に行ってみることに!
店内に入ると、多数の色紙が!
突撃で板前さんに取材を申し込む。だが、社長が不在なので「(取材を受けてよいか)わからない」との答え。「後日出直そう」と思い、立ち去ろうとすると・・・
「あ、社長!」と板前さん。「おおー!」と思わず叫ぶ松宮。・・・なんというタイミング! バックに演歌が流れる中、社長に「はまれぽ」の趣旨を説明する。あらためて取材を申し込むと「いいよ!」とおっしゃってくれる。社長に促され、着席。
・・・カウンター上の“マグロのカマの煮付け”に目が釘付け!
「新横のまぐろや」は8年ほど前にオープン。もともと「魚の卸などを行っていた」という社長。同店では社長の長年の経験を生かし、「新鮮な魚をメインに扱っている」そうだ。
店内にはその日に仕入れた魚介のメニューが張られている
オススメを尋ねると「今日サンマが入ったよ!」と社長。
と、いうことで「サンマの刺身(1100円)」を注文する
サンマは超肉厚でボリューム満載! 盛り付けする際、菊などの飾りは一切のせず、「よいものをたくさん、安く提供する」のがポリシーなんだとか。
サンマの刺身というと“細切り”というイメージだが、こちらは“超肉厚”
いただきます!
・・・サンマは脂がたっぷりのっており、ねっとりとした食感。肉厚なので食べ応えがあり、満足度が高い。“秋の走り”であるサンマを存分に堪能。
と、ここで社長に「オゾン通りの詳しい歴史」を尋ねると、「エンリコさんに行ってみれば」とのアドバイス。社長にお礼を言い、立ち去る。