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横浜に新橋のような「線路下」の飲み屋ってあるの? ディープスポットにライター・クドーが潜入!

ココがキニナル!

新橋の線路下のお店のように、横浜に走る鉄道の線路下(または上)にもお店は有るのでしょうか?(秋沙さんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

新横浜の「温か家」と黄金町の「じえもん」にて庶民の味、絶品酒場グルメを堪能。

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ライター:クドー・シュンサク

黄金町のガード下脇で味わうこだわりの絶品焼き鳥「じえもん」

新横浜の次は雰囲気を変えて黄金町のガード下真横の隠れた名店へ。
 


赤い電車が走る線路。コンビニの脇から
 

ひっそりとした通りに飲み屋が並ぶ


ガードのほぼ真下にある「じえもん」さんに到着。
 


おじゃまします


今年で創業17年目、野毛の焼き鳥の名店2軒で18年間磨いた腕で、黄金町にくる味にうるさい常連を満足させる店主の大前さん。簡単にいうと、なんか、かっこいいおやじです。
 


能書きは垂れたくないが、美味いものは美味い、それを作るという大前さん


テレビは置かず、蛍光灯の照明や大げさなのも「違う」という大前さん。ネタにもよるが、焼き鳥は注文が入ってから串を打つ。

すべての理由は明白で「居心地がいい店で美味い物を食べるのが一番だから」とのこと。かといって、堅苦しい店ではなく、のんびり気楽に楽しめる店。それが「じえもん」だという。
 


いいかんじですな
 

芸大出身でサラリーマン経験もある大前さんが黄金町に店を出した経緯は


脱サラして馬車道のバーに通っていたころ、バーのマスターに焼き鳥屋をやりたいとこぼしていると、「じゃあ」と紹介されたのが野毛のほぐしてはいけない老舗の焼き鳥屋。それから約18年間、修業を積んだ。黄金町駅の真横、ガードの真下付近に店を出したのは「街の移り変わりを見て、ここなら自分がやりたい店ができそうだったから選んだ」とのこと。
こだわりの焼き鳥もろもろ、じえもんの味をいただきたいと思います。
 


炭が準備されるその間
 

まずはこれから(530円)


生ビールがすっとでてきて「飲んでまっててよ」と大前さんの一言。
 


旬菜2品盛り(300円)。本日はポテトサラダと切り干し大根
 

いただきます


素朴ながら、しっかりうまいポテトサラダ。上にかかったフライドオニオンが絶妙。切り干し大根はダシが効いた甘めの仕上がり。この2品で、「ここは美味いな」と感じる味わい。基本、お通しは出さないじえもん。理由は「頼んでもないもんでお金払うなら、頼みたいもんで払う方がいいよね(笑)」。ごもっとも。
 


注文から串に打たれた焼き鳥の1品目はこちら
 

白レバー(150円)


じっくり焼かれた白レバーは外はしっとり、中はとろりと濃厚。焼き加減、塩の加減、鮮度にいたるまでこだわりを感じる。こりゃあ美味いです。そして、どこか上品な味わい。
 


続いては皮(130円)

 
皮は下処理をして茹でてから串に打つ。茹でる際には鶏のスープを使うというのがこだわり。一口ほおばると、パリっと焼かれた香ばしい味が広がり、噛むと皮の香りとコク、スープのじんわりとしたうまみが広がる。これは、相当美味い。これは、クセになるな。
 


麦焼酎。中々(なかなか)の水割りは550円
 

そして串のシメはつくね(180円)


これがこれが、このつくねが美味い。美味いばっかりだが、これが本当に美味い。鶏のうまみがギュッとつまって、タマネギの甘みや香味野菜の風味がたまらない。食感も、肉団子のようなつくねではなく、しっとりとした中に、噛むとほろりとくずれる食感。刻んだナンコツもほどよくアクセントになっている。
 


最後は冬限定の「カキとキノコの盛り合わせホイル焼き(780円)」


いやー美味い。酒がいいペースですすみます。常連さんもそぞろと焼き鳥を食べに来ました。平野さんという男性(独身)は10年ほど通うじえもんの常連。ここの焼き鳥は本当に美味いと、笑顔で話してくれました。

もうひとりの常連さんはほぼ毎日、酒を2杯、そして焼き鳥を4本いただいて帰るというのが日課だという。いい焼き鳥屋を探し、2年前にじえもんと出会い、それから浮気することなく、焼き鳥は「じえもん」でのみ、とのこと。
 


納得の美味さでした


ごちそうさまでした。



取材を終えて

どちらの店も、こだわりはあるが肩肘張らずに飲んで食べることができる庶民の味方のようなお店でした。ガード下の酒場というのは、それが良く似合うと思いました。


―終わり―
 

温か家
住所/横浜市港北区篠原町3745-3 新幹線メンテナンス東海新横浜駅ビル1F-A
電話/045-439-3704
営業時間/11:30〜14:00、18:00〜24:00 (土曜・祝日は18:00〜23:00)
定休日/日曜(ただし、宴会などの予約は受付可)

じえもん
住所/横浜市南区白金町1-8
電話/045-262-0760
営業時間/17:30〜23:00
定休日/不定
 

この記事どうだった?

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  • 黄金町は最寄り駅だが、じえもんさんはいったことがない。お隣の粉物屋さんは何回か行ってるので今度行ってきます。

  • はまれぽには、「そう思わないbot」が常駐しているんだよ。

  • ↓このdisられまくりはなんなんだろう?

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