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マグロ味のかき氷! 三浦市「たかなし商店」で変わり種かき氷を食べてみた

マグロ味のかき氷! 三浦市「たかなし商店」で変わり種かき氷を食べてみた

ココがキニナル!

マグロ味のかき氷屋さんがキニナル! 三浦市宮川の「たかなし」では三崎マグロ味や焼トウモロコシ味、カボチャ味など変り種のかき氷が食べられます。こだわりやメニュー誕生のきっかけは?(まさしさん)

はまれぽ調査結果!

三浦の野菜や果物を使って、北久里浜のケーキ屋さんにシロップを作ってもらっている。鮪かき氷は女将さんの息子さん発案で、2018(平成30)年の一番人気はみかん味!

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ライター:はまれぽ編集部

マグロ味のかき氷!?


 
夏の風物詩、かき氷。
ひんやりと冷たく、夏を感じるイチゴやレモン、ブールーハワイのシロップは見た目も味わいも涼しげだ。

今回投稿に寄せられたのは、変わり種のかき氷情報。三浦市宮川町に、マグロ味のかき氷を食べられるお店があるらしい。

ということで、
 


やってきました、宮川町!

 
京急線三浦海岸駅からバスで約40分。三浦の海と、のどかな田畑を眺めながらゆっくりと走るバスの旅は、なんとも心が豊かになる40分だった。

宮川町のバス停から徒歩10秒もかからない場所に、噂の「たかなし商店」を発見! 道路沿いの看板には、「まぐろ・野菜のかきごおり」と書かれている。
 


インパクト大!


入り口の「氷」マークが涼しげ

 
たばこ、つり具、リカー&フーズ、つりえさ、酒といろいろな物を販売している模様。店外のビーチパラソルが夏を感じさせる。

さっそく店内に入ると、
 


わたあめメーカーとかき氷機がお出迎え

 
「いらっしゃい」と声をかけてくれたのは、「たかなし」商店の女将、高梨良子(たかなし・りょうこ)さん。たかなし商店は100年近い歴史のある商店で、もともとは酒屋さんだったという。

「旦那が3年前に亡くなってね。本当はそれを機に店を畳もうと思っていたんだけど、息子が『ボケないように何かやって』って言うから、最初は仕方なしに始めたのよ。でもね、今ではお客さんの『美味しい』って一言に元気や勇気をもらっているわ」と良子さん。
 


定番のメロンやレモンに引けを取らない存在感で「鮪」が君臨

 
良子さんは、「この辺りはサイクリングで来られる方も多いので、外の看板を見て来てくれる人も多いんですよ」とのこと。
 


テレビ朝日『帰れまサンデー』の取材も来たそうだ

 
「鮪(900円/税込み・以下同)」と「かぼちゃ(800円)」を注文し、変り種かき氷の誕生秘話などをうかがう。
 
 
 

まるでケーキを食べているような気分!


 
普通のかき氷を出してもしょうがないと、地元で採れた野菜や果物をシロップにすることに。横須賀市根岸町にあるケーキ屋さん「PAISSERIE KURO(パティスリー・クロ)」がシロップを作ってくれているという。
 


小柄な良子さんが氷を削ってくれる


頭にキーンとこないよう、薄くフワフワに削っているそうだ


こちらは「鮪」のシロップ。色はイチゴっぽい

 
途中でシロップをかけながら氷を重ねていき、テーブルに到着したのがこちら!
 


「鮪~鮪シロップと鮪ゼリーを添えて~」


高さは15cmくらい

 
ピンク色の部分が鮪、黒っぽい部分は海苔、黄緑の部分はわさび味という。味のインパクトが弱い順番に食べてほしいとのことで、鮪、海苔、わさびの順にいただく。

まずスプーンを入れると、氷のサクサク感と瑞々しさに驚く。
ピンク色の部分は最初に甘みがきて、後味に鮪を感じる。鮪の臭みが出ないように工夫をしているそうで、ほんのり口の中に鮪が広がるようなイメージ。
海苔、わさびと順にいただいたが、どちらかと言うと後者は素材そのものの味だ。醤油がほしくなる。
 


混ぜて食べると井村屋の「あずきバー」の味がした

 
「三浦だから鮪のかき氷を作りたい」と息子さんが考案したそうだが、良子さんはその案に乗り気ではなく、シロップを作るパティシエさんも困惑していたのだとか。
それでも、「ここでしか食べられない名物を」と、鮪のかき氷を完成させたそうだ。
 


試作中の「甘酒」も一緒にいただいた。めっちゃうまい!


器が小さいので、氷のおかわりは自由!!!

 
追加のシロップもついてくるので、数名で1つをシェアしてもいいという。「スプーンは人数分用意するから大丈夫よ!」と良子さん。割と挑戦的なメニューなので、何人かで食べてみると話も盛り上がって面白いかもしれない。

続いて、かぼちゃのかき氷をいただく。
 


2色になっている

 
かぼちゃは実と皮の2色展開になっており、どちらも味わいが全然違う。黄色の実の部分はモンブランのような味で、緑色の皮の部分はシナモンのような香りの中につぶつぶとした歯ざわりもある。さすがパティシエさん特製のシロップなだけあって、まるでケーキを食べているようだった。
 


個人的には「かぼちゃ」の方が好き!

 
6月初旬に宮川町で採れる地場のかぼちゃを使っているので、この街の味をダイレクトに食べている気持ちになれる。普通のかき氷は後味がサッパリとするイメージが強いが、「たかなし」のかき氷は濃厚で個性が強く、数日経っても忘れられない味だ。

かき氷の販売を始めてから、6月に入ると、「かき氷はいつから始まりますか?」と電話で問い合わせがあったり、遠方から来てくれる人も少なくないという。
 


地元の人の憩いの場でもある

 
宮川町から三浦海岸へ戻るバスが1時間に1本しかないので、店内のカフェスペースでゆったりとした時間を過ごすのも良いだろう。
シロップがなくなっている可能性もあるので、かき氷がお目当ての方は電話をしてからの来店をおすすめする。

そして、ここへ来たらかき氷以外にも是非食べてほしい物がある。
 


宮川すいか(切り売りで300円)

 
これがまぁ、本っ当に美味しかった。甘みはもちろんだが、シャリっとした食感がたまらない。「スイカってこんなに顎を動かす食べ物だったか?」と自問自答するほどシャリっとしている。太陽に愛されたスイカってこんな味なんだろうなぁとしみじみしてしまった。
 


冷蔵ケースは稼動していない

 
夏の風物詩を通して、三浦の大自然を味わうことができた。変り種かき氷に興味がある方はもちろん、あてもなくどこか旅へ出たい人にもおすすめしたい。
 
 
ー終わりー
 
 
たかなし商店「はるみせ」
住所/三浦市宮川町12-11
電話/046-881-3455
営業時間/午前8時~午後8時
定休日/木曜日
https://www.facebook.com/harumise/

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  • 今日興味津々で行ってきました。マグロ、カボチャ、トマト、トウモロコシたべました。マグロは今までにないかき氷の味!美味い!いける!癖になりそうな味でした。ワサビと海苔がアクセントになり今までにないかき氷で後味ひかれます。カボチャは絶品!男女問わず好まれるかも?カボチャが一番美味しいかった。軽いかき氷なんだけどたべた感がありました。トウモロコシは嬉しくなっちゃう味!ウーントウモロコシ、途中にバターと醤油を足して焦がしトウモロコシ!あるある!って感じで食べなきゃ損です。トマトは〆であっさりたべれました。どれを食べても期待を裏切らないあじで今回食べれなかったメニューも期待度満点です。次回また行きたいと思います。現在いろんなかき氷があるけれどこの地元の物を使用したかき氷は食べなきゃ損的なかき氷でした。お店のお母さんも親切でした。私はまた絶対に行きます‼︎

  • 帰れまサンデー(終了番組)で見たけれど、肝心の食レポ担当のうちの一人が魚嫌いで、残念な紹介に終わってしまった分も魚好きとしては、食べてみたくなる内容でした。

  • 記事化ありがとうございます。ここのお店の前の急坂を降りたところにある「みやがわベーグル」さんも地元の野菜をつかった美味しいベーグルと飲み物が楽しめますのであわせてぜひ。

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