真夏の権太坂を激走し、横浜マラソン2016を攻略? 福富町でタイムが縮む縁起のいい食べ物も発見!
ココがキニナル!
横浜マラソン2016に向け始動。昨年の反省を生かし、まずは坂道の攻略へ。タイムが縮みますように、と願いを込め決起会を開催するとどうなるのか(はまれぽ編集部 のキニナル)
はまれぽ調査結果!
横浜マラソンの鍵はやはり坂の攻略。坂道の練習と決起会でフルマラソンの真の完走を目指す。
ライター:山口 愛愛
真夏の権田坂で坂道の特訓
復路のたすきリレーが見られる戸塚中継所の位置に集合し、吉田はここから走ることに。
国道1号線。戸塚中継所付近
今回のコース
「ちゃんとおにぎりを食べてからね」とさらに顔が膨張している吉田
筆者は関内駅前で借りた「チョイモビ」で到着
チョイモビを安全な場所に止めるため、実際よりも多少鶴見中継所寄りの位置からスタートする。歩行者では通行できないところがあるので、吉田は一部迂回して走る。
では権太坂まで勝負
ゆったりと流れてはいるが渋滞気味
水分をしっかりとって「いってきまーす」
キーをまわし、こちらもスタート
権太坂周辺までは約7kmの道のりだ。戸塚中継所は標高53メートルの位置にある。5km地点まで24メートルの高低差がありほぼ下り坂。権太坂では再び標高56メートルの高さになり、一気に駆け上がるコース。さぁ、スタート。
渋滞はすぐに解消され3分後に吉田を追い越す
国道1号線を安全運転
その後、多少の渋滞があったものの、期待したデットヒートは起こらず、12分で権太坂に着いてしまった。
吉田の到着まで時間があるので「パン」を食べることに。単なる休憩なのだが、レース当日は、給食スポットであんぱんなどの「ラッキー給食」を口にしてすぐ走るので、慣れておく必要もある。
トレーニングの一環ということで失礼します
戸塚休憩所を出てから、すでに50分が経っていた。国道1号線沿いで吉田を待つことに。
この日は陽射しが強く、最高気温は32度。立っているだけでも汗がじんわりと浮いてくる。吉田はまだか。
「しんどい」と送られてきた吉田の自撮り画像
出発してから1時間に差し掛かるというころ、吉田の姿が見えた。最近、顔が大きくなりすぎて遠近感が分からなくなってきているが、近づいていることは確かだ。
意外と元気、と思いきや
水、水・・・と何かに取りつかれたかのように飲み干す
クーラーのついていない「チョイモビ」に乗っているだけでも暑さにげんなりしたので、炎天下を走ってきた吉田はさぞ疲れたことだろう。
しかし、今回のトレーニングはある程度疲労してからの坂道の克服がポイント。短い休憩を挟み、練習開始!
頂上ではないが「権田坂上」
まずは下りの練習から
重心を少し前目にし、傾斜に逆らわずにリズムカルに走っていく。スピードを出し過ぎ、ブレーキをかけるような悪循環にならないよう、一定のスピードを心がけて脚を出していく。
昨年夏の9時間かかった試走を思い出す・・・
高速道路の出口よりはゆるい坂
狩場の方向に向かい1.5kmほど走り、折り返し戻る。これを2往復。
途中で「今年は、写真の表情がかたかったので、辛いポイントでも沿道に笑顔で手を振る練習もしましょう」と山岸。
沿道に人がいるわけでもない、真夏の国道1号線で大きく手を振る。
この仕事ってなんだろう
そんな疑問を抱いたら、はまれぽのライターは務まらないので、ひたすら前を見据えて走る。
とにかく走る
2往復目はラストスパートをかけスピードアップ
背筋を伸ばしながらもリラックスして駆け上がる
1時間ほど走り込み、トレーニング終了。
いつものように「あーおなかすいた」と吉田。「“これを食べたら、タイムが縮まる”食べ物なんてないのかな」と子どものようなことをいう。そんなものがあったら、みんなとっくに食べているだろう。それでも考えながら、関内に戻ることに。
吉田はバスで、筆者はチョイモビで関内まで戻り、再び合流。
お決まりのフィニッシュポーズ