横浜駅近くの公園に出没するセーラー服のおじさんって何者?
ココがキニナル!
沢渡公園周辺に出没するセーラー服を着たおじさんが気になる。(ogs1kanさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「セーラー服おじさん」は、ちょっとシャイだけど、どんな質問にも気軽に答えてくれる気さくなおじさんだった!
ライター:山縣 勉
まずは簡単な質問から
顔出しは自主規制します
―いつ頃からここに来るようになったのですか?
「10年ぐらい前かな」
―どれくらいの頻度でこの公園に?
「毎日。だって奥の林の中に住んでいるから」
―なぜこの公園が好きなのですか?
「駅とか他の公園で襲われそうになったことがあるの。ここなら安全だし、ほら何より広くて緑がきれいでしょ?住んでみたいと思わない?」
確かにきれいな緑に囲まれたいい環境だ。住むという発想には至らないが
―この公園以外でお会いできるところはありますか?
「毎日、朝と夕方の2回は横浜駅まで散歩するの。それ以外はずっとここにいる。」
―どうして今日はセーラー服じゃないんですか?
「セーラー服はとっても大事にしてるの。ほら、いつも着てると汚れちゃうじゃない。今はしまってあるけど、来月からまた着るわ。」
―なぜセーラー服を着るのですか?
「昔、背広を着ている時に襲われたことがあるの。で、女の子の格好をしていれば安全だと思って」
―セーラー服の方が危ないと思うんですけど?
「いや、女の子の格好をするようになってから誰も近寄らなくなったよ(笑)」
―セーラー服は何着持っていますか?
「夏服と冬服の2着。セーラー服以外も5着ぐらい。オシャレが大好きなの。シーズンによって雰囲気を変えてる。」
―セーラー服はどこで手に入れたものですか?
「知り合いの人が捨てるっていうから、わたしが譲り受けたのよ」
―洋服は洗っていますか?
「わたしはキレイ好きなの。洗濯は2週間に1回。ちゃんとしてるよ」
―今日は普段着ですね。ちょっと見せてもらっていいですか?
「いいよ」
ブルーの薄手のワンピースに幅広のベルト、白いニットをはおり、黒いタイツに赤い靴。そして腕にはたくさんのブレスレットや指輪。
おしゃれに着こなしている
―意外に手がごついですけど、仕事は何を?
「数年前まで土木作業をやっていたの。今は足を傷めちゃってなかなか働けないけど」
装飾品にもかなり凝っているようだ
―職務質問されたことはありますか?
「ないない。私何にも悪いことしてないから(笑)」
―何歳ですか?
「昭和37年生まれの49歳」
―好きな芸能人は誰ですか?
「(眼を輝かせて)国広富之が大好きなの。彼のドラマとか映画は全部観てる」
―好きなタイプはどんな人ですか?やはり学ラン姿にはトキメキますか?
「外見より、中身が優しい人がいいなあ。普段は優しいのに、チラッと男らしさが見える瞬間とか好き」
―趣味は何ですか?
「お酒もたばこもやらないし、好きなのはやっぱり洋服とかアクセサリーかな。一人でオシャレのことゆっくり考えてメモしながら時間を過ごすのが好き」
メモ帳にはこれからのオシャレの計画らしきものや、なにやら詩めいたものが書かれていた
―出身はどこですか?
「静岡。実家は火事で焼けちゃってないし、両親も亡くなっちゃった。もう10年ぐらい静岡に帰ってない」
―twitterで見つけたんですけど、「セーラー服おじさん」というアカウント はご本人ですか?
「何それ?わたしインターネットとかやらないから」
どうやら別人のアカウントだったようだ。
―30歳以上がセーラー服で無料になる鶴見の名もないラーメン屋 には行ったことありますか?
「へえ、そんなのあるんだ。今度行ってみようかしら」
―今一番欲しいものは何ですか?
「もう一着、冬のセーラー服が欲しい!」
ご協力、ありがとうございました
取材を終えて
「沢渡公園にいるセーラー服を着たおじさん」は快く取材に応じてくれた。
ちょっとシャイだけど話し好き。そしてオシャレに熱心な乙女の心を持つ人だった。
もし街で見かけたら気軽に、そして優しく声をかけてあげて欲しい。
― 終わり ―
みなと広告さん
2016年09月23日 21時45分
無関係な立場で言えば面白いけど、関係者なら辛いだろうな…。「しげさん」の気持ちもわからなくないし、家の近所に「猫ばばあ」という野良猫を勝手に飼っていたおばあさんが居たが、亡くなった時に多量の野良猫の処分に困り果て、大量殺処分した覚えがある。身の上話では「戦争未亡人で2人の息子も戦死した」と聞いており、身寄りのない身の上を猫に託したのかもしれないが…。
マルヲさん
2016年09月07日 12時45分
気持ち悪い。
しかし記者は立派だと思う。
しげさん
2016年09月04日 16時35分
この人うちのマンションの駐車場でウ○コするし、ゴミ漁るし、困った人な上、同じホームレスの人たちから嫌われているということです。最近見かけませんが、時々歩いているので、まだ健在かと。近所では不快に思っています。