「野毛大道芸2011オータム フェスティバル」出演者の声は?
ココがキニナル!
10月上旬に行われた「野毛大道芸2011オータム フェスティバル」、出演者はどう感じているの?
はまれぽ調査結果!
出演者の多くは、野毛のことを「人情にあふれた町」と感じているようです。観客と出演者が一体となったイベントでした。
ライター:河野 哲弥
手作り感が特徴と話す、「ダメじゃん小出」
ご存じ「拍手メーター」、ただ今振り切れ中
今日はどんなブラックトークがさく裂するのか
演目がはじまると、観客のお子さんを誘拐して近くのビルに逃げ込んだのが「ダメじゃん小出」。
ワイヤレスマイクを使用した「逃走ライブ」は、会場を爆笑の渦に巻き込んでいました。
野毛大道芸については、「代理店やプロモーターが作るものとは違い、手作り感と人情にあふれるイベント」という印象を持っているそうです。
裏路地でファンと一緒に休憩中の「遠峰あこ」
どうやら芸人さんの多くは、野毛の暖かな人情に引かれて参加しているようです。そういえば、前回ご紹介したアクロバットサーカスの「witty look」も、オバチャンから「やきそば」の差し入れをもらって驚いていましたね。
また、アコーディオン奏者「遠峰あこ」のように、芸人と一緒にお茶や会話ができるのも、野毛ならではの姿ではないでしょうか。
振り返ってみれば、意外と少なかった今回の来場者
本来なら、人で埋まるはずの野毛坂前
そんな「野毛大道芸2011オータム フェスティバル」でしたが、実行委員会によれば、今回の来場者数は約13万5千人とのこと。見込んでいた25万人に対して、随分少なかったようです。
その理由について聞いたところ、特に子供連れのファミリーの出足が鈍かったという印象を受けたそうです。震災の影響により、一部の学校や幼稚園が、今年春に予定していた運動会をちょうどこの時期に開催したことと、関係があるのではないかと話していました。
現在実行委員会では、こうした反省点などをふまえ、次回の春の開催につなげていきたいとの意向。
その日程や詳細は未定となっています。
なお、同じ野毛地区では10月7日、「柳通り流し会」というイベントが開催されます。
3年ぶりに復活したという去年の様子は、「野毛の伝統といわれる流し芸ってナニ?」 から確認できます。
人情あふれる野毛ならではの伝統行事、今年の模様も引き続き追っていく予定です。
―終わり―