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日吉にオープンした家系カレーライス「壱番家」に突撃!

ココがキニナル!

日吉に家系カレーライス「壱番家」なる店がオープン。家系カレーライス?(山下公園のカモメさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

日吉の「元祖横浜家系カレーライス 壱番家」は、社長を始め家系ラーメンが大好きな人たちで作った、新しいこと満載の勢いがあるカレー屋さんだった

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ライター:山崎 島

初対面で泣かれた(つづき)
 
全部のせカレーライスという、贅沢な選択をした関本。辛さは4か5ぐらいかなあ、と思ったら「9の致死量・・・死ぬのは怖いので、8の重症で」って・・・もう知らなーい。山崎は家系カレーライス並盛を購入しました。

ちなみに、9月1~3日はオープン記念のため、通常650円の横浜家系カレーライスの並盛が500円という嬉しいサービスあり。入店すると「2名様ご来店、いらっしゃいませ!!」「ぅらっしゃぁいませぇっ」と勢いのある声に迎えられる。その生命感溢れる声に、関本が溶けてなくなるんじゃないか、と思った。

 

 席に着くとラーメン屋さんの風景
 

 厨房を覗くと寸胴
 

 でも壁には


ええい、もう何も言うまい!! カウンターに食券を置くと「お好みはありますか?」と聞かれ、その徹底ぶりに感服した。ちなみに味は全部普通にしちゃった。この日キッチンでは男性2人がてきぱきと注文をこなしており、10分も経たずに・・・

 

 運ばれてきた、これが「横浜家系カレーライス(並/通常時650円)」
 

 調和!!


さすが、店長と三浦さんが長い年月を費やして作り上げた一品。カレーの上にチャーシューとのりが乗っているって、なかなか見ない光景だけど、この場所だと全然違和感ない。「これはたしかに“家系”カレーですねえ」と関本。

 

 そして関本の「全部のせカレーライス(1000円)」に、「辛さ8 重症(50円)」

 
もやしとか味玉とか乗ってても、やっぱり違和感ない。見事に立つのりは三浦さんのこだわりだそうで「家系と言えばピンと立つのり。これを守りたくて、のり重視で皿を決めました」という本気っぷり。

 

 比べてみると、ルーの色がちょっと違う(右・重症)


大の本気、渾身の家系カレーその味はというと、ん? むおおおおおおしっかり家系!! いつも食べているカレーとは、地盤が違う。カレーのスパイスと豚骨醤油の風味がお互いを邪魔することなく、ふふうっと鼻から抜けていく。非常にコクがあり、ぱきっとした味わい。これがまた、ライスにしっかりと馴染み、トッピングのチャーシューやのりと合うったら。

すごいねえ、と隣を見ると・・・

 

 え


なんか泣いてる。どうした岸本! じゃなくて関本、と関本のカレーを一口もらうと、これが・・・めちゃんこ辛かった。辛いのは割と得意だけど、口に入れた一瞬の沈黙の後、向こうから敵軍が馬に乗って一気に攻め込んでくるような辛さがやってくる。これは泣く!!

でも、重症のほうがスパイスのコクをより一層感じられた。がしかし辛い!! 体中の汁が外に出るんじゃなかろうか。

ちょっとのんびりになったけど、二人ともしっかり完食しました。

 

 キッチンに立つ店長・末田智晴(すえだ・ともはる)さんに少しお話を聞いた


末田さんはかつて京王線明大前駅の家系ラーメン店で1年ほど働いた経験を生かし、この家系カレーの開発に携わった。「先輩の力を借り、約6ヶ月かけて豚骨醤油スープと独自ブレンドのスパイスを合わせたこの味にたどり着きました」とのこと。カレーでありながら家系を感じさせる秘訣については企業秘密だったが、辛さスパイスは「ハバネロなど、数種類のスパイスをブレンドしています」と教えてくれた。

ちなみに、末田さんおすすめの辛さは「3~4からはじめて、徐々に辛さを増していくのが良いと思います」。関本は一気に飛び越えてしまったわけである。

今後も、良い物件があれば店舗を増やしていく!! とやる気に満ち溢れる「元祖家系カレーライス 壱番家」。新たな家系の可能性を更に追求し、家系ラーメンと並ぶ名物となる日は近いのでは。ごちそうさまでした。

 

 帰りに辛さ増し無料券をもらった。10枚集めると100辛を注文できるそうだが・・・



 
取材を終えて


 
これまたびっくりなお店だった。行った方にはぜひコメント欄で感想をお聞かせ願いたく候。

 

―終わり―
 

<店舗情報>

元祖横浜家系カレーライス 壱番家
住所/神奈川横浜市港北区日吉本町1-24-4
電話/045-620-7937
営業時間/11:30~23:00
定休日/無休
 
 

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  • 開店後しばらくすると営業時間が短くなり、最近(2017年3月)ではほぼ営業していない状態です。味が濃いのでルー少なめでご飯を多くするとちょうどよかったです。個人的には好きだったので残念

  • 家系のトッピングをカレーで食べる…というのは一度くらいは試してみたいかも。それにしても、初めて食べる味もわからないものにいきなり10辛とか、冗談も大概にしてもらいたい。それで味や雰囲気などまともに批評・紹介できるのかと。いい大人が学生の悪ふざけか?正に邪道。

  • 邪道、極まりない! 食欲がまったくそそらない!

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