「横濱JAZZ PROMENADE 2011」はどんな様子だった?
ココがキニナル!
10月8日、9日と2日間開催された「横濱JAZZ PROMENADE 2011」ですが、イベント自体はどんな感じだったのでしょうか?
はまれぽ調査結果!
2日間で126,000人も来場し、昨年を上回るほどの大盛況。ジャズの生演奏に触れ、会場は笑顔に満ち溢れていました。
ライター:河野 哲弥
アマチュアバンドは吹奏楽が主体、参加のきっかけは開放感?
(続き)
ZAMA BIG BAND JAZZ ORCHESTRA は1997年に結成し、座間を中心に年間10回以上もコンサートを行う老舗バンド。
現在メンバーは20名、JAZZのジャンルは大勢で行う「ビック バンド」とのことで、「セントルイスブルースマーチ」他8曲を披露していました。
同イベントは今回で14回目。屋外ではメジャーなイベントなので、ほぼ毎年参加しているそうです。
清水さんは屋外で演奏する魅力について、「空気がよくて気持ちよく演奏できる」とおっしゃっていました。
クイーンズパークで演奏するのは、ZAMA BIG BAND JAZZ ORCHESTRA
バンマスの清水さんと、60年以上の歴史があるサックス
皆さん「屋外での開放感」を最大の魅力と感じているようですね。
確かにハマ風に乗ったサウンドが、会場中に鳴り響いていました。
隠れた第3ステージ、JAZZクラブの様子
関内に多いJAZZ クラブの代表格「Bar Bar Bar」
開演時はほぼ満席、熱気に包まれた場内
ジャズライブレストラン「Bar Bar Bar」では、紗野葉子(ヴォーカル)、青木弘武(ピアノ)、河原秀夫(ベース)、滝幸一郎(ドラム)によるセッションが行われていました。
演奏を楽しんでいた市内在住の女性の3人グループにお話を伺うと、「Bar Bar Bar」は、以前から一度行ってみたかったお店とのこと。敷居が高くて入りづらいと思っていたが、イベントをきっかけに、これからも利用したいと話していました。
イベントを終えて
実行委員会によれば、この2日間の来場客は126,000人。
昨年を大幅に上回る多くの方が足を運んでくださったようです。
初回の記事でお伝えした、仙台の気仙沼から駆けつけてくれたジュニアジャズオーケストラ「スウィング・ドルフィンズ」も大盛況。会場からは暖かな拍手と声援が寄せられていました。
しかし、まだまだ至らないところもあったと話すのは、実行委員会広報の高野さん。
音楽は世界の共通語であるはずなのに、日本語を使わない方への案内が難しく、今後の検討課題となっているそうです。
一方、ジャズの生の音楽に触れて、たくさんの笑顔を見ることができてよかったとも話していました。
横浜を訪れていただいた方が、「横浜っていいな!」と思うような音楽のお土産をお渡しできたことが良かった点とのこと。
今回使用されたポスター
今回のイベントのキーワードは「ありがとう」。どうやらその想いは、お客様や出演者、ボランティアの「ジャズクルー」や支えてくださった全ての皆さんに届いたのではないでしょうか。
来年も、引き続きレポートしてみたいと思います。
―終わり―