横浜市内のパーキングエリアにある絶品グルメ&見どころ紹介! ~戸塚・保土ヶ谷・都筑PA編~
ココがキニナル!
エリア内の東名、首都高速、第三京浜、横浜新道のPAのグルメや見どころがキニナル/港北PAの「港北自家製もつ丼」「港北自家製肉丼」が気になる。「旅の思い出ノート」があった(sakiさん/ハムエッグさん)
はまれぽ調査結果!
横浜新道上り線「戸塚PA」第三京浜下り線「保土ヶ谷PA」上り線「都筑PA」は、横浜近郊のお土産物や独自のグルメを味わえる癒しスポットだった
ライター:山崎 島
保土ヶ谷PAでオリジナルメニューを発見!
次に向かったのは第三京浜下り線の保土ヶ谷PA。
保土ヶ谷PAは、料金所近く(Googlemapより)
外にはウッドベンチがある
店内は明るく広々しており、にぎわっている
お話を聞いたのは店長の五十嵐靖(いがらし・やすし)さん
五十嵐さんはなんとはまれぽ読者だそうで、保土ヶ谷PAのことだけではなく、PAの成り立ちについてお話くださった。
この場所に保土ヶ谷PAができたのは1992(平成4)年。それまでは、保土ケ谷料金所のすぐ脇に小さな売店があった。元々高速道路は、日本道路公団という特殊法人が管理・建設をしており、SA・PAは財団法人道路施設協会が管理していたそう。
「以前は各料金所で集金業務を担っている会社がPAを運営していましたが、2005(平成17)年に道路公団が民営化し、東日本高速道路株式会社となりました。その会社が専門性のある子会社を作り、パトロール、メンテナンス、PA・SAの営業などをそれぞれ任せるようになったのです。現在保土ヶ谷PAは、施設自体はネクセリア東日本という会社が管理していますが、店舗の営業は私たちネクスコ東日本リテイルが行っています」とのこと。
ふむふむ、分かりやすい!
取材アポを取るのにいろんなところに電話したけど、そういうことだったんですね。五十嵐さんは時折冗談を交えながら解説してくださった。
2014(平成26)年6月に保土ヶ谷PAはリニューアルオープンし、現在の内装になった。確かに以前来た時は白色だった外観の色も変わり、当時とはずいぶん印象が違う。「明るくて立ち寄りやすい造りになりました」と五十嵐さん。
建物の脇にはウッドデッキがあり、外で体を伸ばしたりペットを散歩させられる
冷暖房完備の喫煙室で完全分煙
以前は灰皿が建物の前に置かれていたそうだが、こうして設備を作ってもらえると、吸う人にも吸わない人にも嬉しい。
また、店舗を営業しているネクスコ東日本リテイルは、「YASMOCCA(やすもっか)」という独自のブランドを展開している。
YASMOCCA発見
「『ここのPAはYASMOCCAだから安心して利用できる』と利用するお客様に思っていただけるよう、商品や施設環境など、ブランド内で品質を統一しています。特にお食事メニューは2種類ありまして、どの店舗でも同じ作り方や味付けで提供する標準メニューと、店舗ごとに開発するオリジナルメニューがあります」とのこと。
お土産物は横浜のものが多い
濱文様の手ぬぐい、ハンカチ
レジ横のベーカリーのパンは裏のオーブンで焼いている
フードコートも広々
もちろん食券式
では保土ヶ谷PAでおすすめしたいメニューを2つご紹介。
はまポークを使用したスタミナ丼セット(800円)
やわらかい「はまポーク」と、タマネギ、ニラ、ニンニクの芽を甘辛く炒めた丼。がっつり系だが味わいは優しく、食べやすい。
そのままでも、卵黄と絡めても◎
こちらは同店オリジナルメニュー。お仕事の方にも、これからがんばる運転手さんにも、助手席でサポートする方にも大満足の一品。おみそ汁とお新香もついてくる。
それからベーカリーの「かながわ夢ポークメンチカツバーガー(320円)」
神奈川県のブランド豚でもある「かながわ夢ポーク」を使用した大ぶりなメンチカツだけがギュッと入ったバーガー。かなり食べ応えがある。
メンチカツとパンだけで勝負を挑んでくる!
ふっくらカリッカリのメンチカツとふわふわのパンが素晴らしいバーガー。パンは小麦の味がしっかり出ていてたまらない。どうやったらメンチカツ、こんなにカリッと保てるんだろう。すごすぎ。
どちらのメニューも保土ヶ谷PAでしか味わえない。うーん、レベル高い。
立ち寄る人が少しでも快適に過ごせるよう、気配りが徹底されている保土ヶ谷PA。スタッフの皆さんもとても感じよく、嬉しくなった。遠回りしてでも寄りたいPAだったな。駐車スペースは119台あり、フードコートや売店の営業時間は午前6時から午後11時。トイレは清潔にされてて使いやすかった。
見どころはリフレッシュできるウッドデッキと、店員さんたちのあたたかいサービス!