新生ベイスターズ誕生!DeNA記者会見の様子は?
ココがキニナル!
昨日行われた、ベイスターズの新オーナー、株式会社DeNAの記者会見の詳細はどうだったんでしょうか?
はまれぽ調査結果!
仕切りが悪い場面もありましたが、春田会長からは前向きな発言が聞けた!まずは最下位から脱却し、5年後には日本一を目指すとのこと!
ライター:田中 大輔
横浜DeNAベイスターズ誕生記者会見
さて、気を取り直して記者会見の模様をお伝えしよう。
壇上には、プロ野球参入が認められたばかりの、DeNA春田真会長と、守安功社長が登った。
記者会見に臨む春田会長(左)と守安社長(右)
反対意見もあった中での承認となったわけだが、春田会長は「いろんな議論がある中で、反対意見も一部あったかもしれないが、最終的には全体として“ウェルカム”という形で迎えられたと認識しています」と前向き。
「12球団の仲間に入れてもらったので、球界を盛り上げていきたい」と抱負を語った。
正式に球団を所有することになるわけだが、前途洋々とはいかない。
例えば、本拠地である横浜スタジアムとの契約問題。これについては「契約の中において、球団としてここの部分は確保したい、といったことは当然出てくると思います」としながらも、「パイの中で取り合うのではなく、パイ自体を大きくしたい」という方向性を示した。
これは11月4日のNPBに加盟申請をした直後の会見でも言っていたこと。今回はこれに加え、観客をスタジアムに呼ぶための「大きな武器として、スタジアム自体の目新しさや楽しさ」の必要性も言及。
市との協力も視野に、「市とスタジアムと我々、その中でいい方向に答えを見つけられるんじゃないか」とのことで、スタジアムの改修を示唆するような内容。
会長の話振りからは、ハマスタとの交渉にも不安は感じられない
チーム作りに関しては、GMや監督の人事についての発表はなかったが、来季に向けて「願望ではなく目標として、GMの方に“とりあえず最下位を抜けだしてくれ”という話をしようと思ってます」と目標を掲げた。
それ以降の展望については「3年以内にCS(クライマックス・シリーズ)に出られるようにして、5年以内に優勝できるようなチームにしてほしい」とのこと。
ホッとしたのか、会見では笑顔も多く見られた
そしてそして、ファンがなにより気掛かりな村田選手のFA。これについて、質問した記者は「FA選手との接触は」とボカして聞いたのだが、春田会長は笑いながら「村田さんのことですよね」。
「村田さんとはお会いしたいと思ってます」とのことで、すでに報道されている通り引き留めに動いてくれるようだ。
取材を終えて
今日は、株式取得の実行や、春田会長のオーナー就任を決める球団の臨時株主総会に取締役会が行われる。さらには、FA選手との交渉が解禁されるので、春田会長による村田への接触にも期待が高まる。
春田会長の発言に今後の新生ベイスターズに期待が高まる
まだまだしばらくはバタバタとするだろうが、とりあえずは一段落だ。
球界に新しい風を吹かす役割もぜひ担ってもらいたいが、まずはベイスターズ。
なんとしても強いチームを作ってもらい、98年の再来、そして黄金時代を築いてほしい。
「DeNAが入ってよかったと言われるように」と語った春田会長。
我々ファンも「DeNAが入ってよかった!」と言える日を楽しみに待っている。
―終わり―
maopapaさん
2011年12月03日 13時32分
前途多難だと思いますが、春田会長には横浜のために頑張ってもらいたいと思います。できるなら横浜に本社移転計画してもらい、ベイスターズだけではなく横浜市を盛り上げてくれることを期待しています。