らぁ麺ランナーズ! 湯河原の「らぁ麺屋 飯田商店」店主、第二走者・飯田将太
ココがキニナル!
ラーメン道という果てしない道を走り続けるランナーたち。その生き様と渾身の一杯を店主同士のリレー形式でお届けしていく全8回の新企画!
ライター:はまれぽ編集部
渾身の一杯
ラーメン道をひたすら走り続ける飯田氏の、渾身の一杯がこちら。
醤油らぁ麺(850円/税込)
厳選された鶏と水のみで作られた鶏スープと、6種類の生醤油を合わせた醤油ダレ。透き通ったスープからは黄金色の自家製麺が顔を出している。
これが、美味しくないわけがない
一口すすると、口内いっぱいに鶏の味が広がる。鶏ってこんな味だったんだ・・・と純粋に感動してしまうほど鶏が活きている。
しなやかな麺にスープがしっかりと絡まる
醤油らぁ麺用に打たれた麺は、弾力もあって噛むほどに幸せな気持ちになる。「美味しい」と口に出すのも惜しいほど、箸が止まらない。
このラーメンに出会えて良かったと心から思える一杯でした
あっという間に完食してしまった。執筆しながら、思い出してヨダレが出てきてしまう。
券売機の隣には王者の証
「自分のラーメンを美味しいと感じることは、ある意味ほとんどない」と話す飯田氏。今回いただいた「醤油らぁ麺」は、以前食べたときよりもはるかに磨きがかかっていたが、彼が目指す味はもっともっと先にあるのだろう。
飯田氏がラーメンを作り続ける限り、並んででも彼のラーメンを食べ続けたいと思う。
最後に、バトンを渡す次のラーメン店と、自分のラーメン人生を表す一言をうかがった。
「逗子の『想~SOU~』にバトンを渡します。店主の北村光太(きたむら・こうた)君! 34歳という若さでいろんな経験をして、厚みのある人生を送ってきた料理上手な光太君のこと、年下ながらも尊敬しています。一生の付き合いにしていこう! がんばれや!」と、次回へのバトンを繋いでくれた。
「紆余曲折、苦しみも飲み込んで『楽』しいと思えるラーメン人生です」
取材を終えて
インタビュー中、真っ直ぐと目を見て話してくれた飯田氏。
自分を良く見せようとはしないが、相手が気持ちの良い時間を過ごせるためにできることを、考えて行動できる人なのだと思う。
そんな飯田氏ならば、食べた者の心を再生するラーメンを作り続けてくれるだろう。
飾らない笑顔も飯田氏の魅力
ごちそうさまでした。
「想~SOU~」の北村光太さんへバトンを渡します!
ー終わりー
取材協力
飯田商店
住所/神奈川県足柄下郡湯河原町土肥2-12-14
電話/0465-62-4147
営業時間/午前11時~午後3時(または材料終了まで)
定休日/月曜日(祝日の場合は翌日休業)、不定期で連休(月火)、ほかに臨時休業あり
※情報は取材当時のものです
りつさん
2018年08月10日 07時15分
このラーメン屋さんの麺は、素麺を煮込んだみたいで不味いです。麺を硬めにしてほしいとお願いしましたが無視されました。
陽気なヘンリーさん
2018年05月11日 03時47分
GW中、朝5時から並び整理券をもらって食べました(7時で200人オーバー)紀子さま眞子さまに食べてほしいですね。