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横浜の都心で「手持ち花火」ができる!? 市が定めるルールとマナーとは

横浜の都心で「手持ち花火」ができる!? 市が定めるルールとマナーとは

ココがキニナル!

花火シーズン到来! 横浜市内の公園で手持ち花火ができる場所はどこ?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

公園ごとのルールを守れば花火ができる公園もある。所管事務所に確認の上、ルールとマナーを守って夏を楽しもう!

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ライター:はまれぽ編集部

テンションが上がっても配慮とマナーを忘れずに!



筆者に加えて編集部の若手2人を連れ出し、ささやかな手持ち花火大会をスタートする。
 


まずは燃焼時間の長さが魅力の「カラーパーフェクトスパークラー」
 

1分近く光を放っていた。煙も少なく快適だ

 
花火に火が付くと否応なしにテンションが上がる。自分が手に持っているものからキラキラとした光が放たれていくのが楽しい。
 


全員手持ち花火は久しぶりで、写真を撮りまくる

 
一方で、山下公園での花火は、風向きがとても気になる。基本的に海からの風が吹いているので、ほかの公園利用者に煙が行きそうな時もある。風がやむまで待つような心構えが必要だ。
 


こちらは国産の「華の滝」。零れ落ちるようなナイアガラ花火だ
 

使い終わった花火はきっちり水の中に入れていこう
 

続いては、手持ち花火の主役ともいえる線香花火。「スボ手牡丹」の登場!
通常の線香花火と異なり、斜め上に向けて持つのが特徴的。
 


下に向けるとすぐに火球が落ちてしまう

 
線香花火の原型という触れ込みに違わず、控えめながら美しい花火が咲く。藁は空洞なので、持ち手側から煙が出てくるのも面白い。
 


江戸時代に藁に火薬を付けて遊んだのが線香花火の始まりらしい

 
夕暮れの山下公園は、マリンタワーや氷川丸のライトアップも相まって幻想的な雰囲気。そんな中で花火の光は夜を引き立てるようだ。

こんな中でロケット花火やバクチクは、どう考えても野暮だろう。
 


こちらも国産花火「極(きわみ)」。花火師の矜持(きょうじ)を感じる美しい一品

 
都市公園で花火が禁止されるのはそれぞれの理由がある。だが、やはり一番はマナーを守れない利用者の存在だろう。火事の危険や周囲への迷惑を考えず、ゴミを散らかして帰るような人が多ければ、管理者側も一律的に花火を禁止するしかなくなってしまう。
 


夕暮れ前の山下公園では不届き者のロケット花火の残骸を拾った

 
ルールはマナーが守られないときに生まれる。これからも花火ができるかどうかは、ひとえに利用者のマナーにかかっている。

 

ゴミはきちんと分別して持ち帰る。当然のマナーを徹底することが大切だ

 


取材を終えて



横浜市の大きな公園で花火をすることができるというのはとても意外だった。
市によれば、むしろ住宅街にあるような小さな公園では花火を禁止している場合もあるということなので、事前にしっかり確認するのがベストだろう。
 


手持ち花火と横浜の海

 
横浜市によれば、7月以降は公園での花火利用に関する問い合わせや、実際に花火をする人が増えるという。

花火ができる環境を維持するためにも、マナーを守って楽しく夏の夜を過ごしたい。


-終わり-

 

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