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東海大学、箱根駅伝で初優勝!だけど選手は「悔しい結果」!? 優勝報告会レポート

東海大学、箱根駅伝で初優勝!だけど選手は「悔しい結果」!? 優勝報告会レポート

ココがキニナル!

2019年の箱根駅伝で初の総合優勝を果たした東海大学。駅伝チームの次なる目標は?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

歴史に名を刻む勝利を収めたチームだが、すでに視線は前に向いている。優勝の栄光と悔しさを武器に、さらなる躍進を果たす!

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ライター:はまれぽ編集部

総合優勝!なのに「残念な結果」? 選手たちの思いは

駅伝チーム主将の4年生、湊谷春紀(みなとや・はるき)選手は、最後の箱根で9区を力走した。「『速さを強さへ』のテーマ通り、大きなミスなく、力強い走りをしてくれました」とメンバーをたたえた。また、自身は引退となるが、「4月からは新たな仲間も加え、さらに高いところを目指してくれると思います」と後輩の活躍に期待を込めていた。
 


主将の漆谷選手(写真中央)と、1区を走った鬼塚選手(写真右)

 
選手たちからは、沿道の応援に対する感謝の言葉が次々に述べられた。
2区走者の4年生、湯澤舜(ゆざわ・しゅん)選手は、前を走る青山学院大学、東洋大学を追走し、最低限の時間差でタスキをつないだ。その中で「沿道の応援は本当に力になりました」という。
 


左から、4区の館澤選手、5区の西田選手、7区の阪口選手
 

同様に5区の2年生、西田壮志(にしだ・たけし)選手も「皆さんの応援のおかげで、最後まで楽しく走ることができました」と喜びを語った。
7区走者の3年生、阪口竜平(さかぐち・りょうへい)選手は、小田原中継所から平塚中継所という、まさに東海大学のおひざ元を快走。「地元ということでたくさんの応援があり、後押しになった」と声援のありがたみをかみしめていた。

また、今回の箱根駅伝でヒーローとなったのが、8区で東洋大学を抜き去り区間新記録を塗り替える走りを見せた3年生の小松陽平(こまつ・ようへい)選手と、10区で念願のゴールテープを切った郡司陽大(ぐんじ・あきひろ)選手。
 


左から、小松選手、郡司選手と、チームを支えた木村マネージャ

 
小松選手は今回、初の三大駅伝出場。そして実に22年ぶりに8区の区間新記録を打ち立てたが、それはなんと小松選手が生まれた年だという。優勝にもっとも貢献した選手とも言えそうだが、「6区、7区で1位の東洋大と4秒差まで近づけてくれて、9区、10区の走者がいたからリラックスして走れました」と、チームやサポートメンバー、そして応援の声に感謝。
来年の走りにも期待がかかる注目選手となったが、謙虚なヒーローぶりだった。
 


アイドルファンの小松選手、推しは乃木坂46の生田絵梨花さん

 
そして、10区の郡司選手は「チームみんなに心配されていましたが、皆様の声援のおかげで最高のゴールテープを切ることができました。来年はしっかり3冠できるように頑張っていきたいので、応援をお願いいたします」と話す。ゴールの瞬間はテレビでも何度も放送されポスターにもなっており、一躍有名人となったようだ。
 


選手を一目見ようと集まった地域の方々に、サインをせがまれる郡司選手

 
一方、チームの快挙を喜びながらも、複雑な思いを打ち明ける選手も。
1区走者の3年生鬼塚翔太(おにづか・しょうた)選手は、「区間賞を目指していましたが、6位で個人的には悔しい結果でした」と悔しさをにじませた。その上で、「しかし最低限の走りはできたかなと思います。今度は三大駅伝三冠を目指して頑張っていきます」と前を向いた。
 


左から2区の湯澤選手、3区の西川選手、館澤選手

 
3区を走った3年生、西川雄一朗(にしかわ・ゆういちろう)選手は「個人的には悔しい結果に終わったけれど、チームみんなのサポートや走りのおかげで、優勝することができました」と仲間へ感謝。春からは最終学年として「今後はチームを引っ張っていく存在になると思うので、三大駅伝三冠を目指して頑張ります」と、やはり次シーズンに向けた意気込みを語った。

4区の館澤亨次(たてざわ・りょうじ)選手は、今後は主将としてチームを率いる立場。「区間2位で青山学院大学を抜けたので、最低限の仕事はできました」と振り返りつつも、目指していたのは区間賞だったと、やはり悔しそうな表情も見せた。「来年こそ区間賞をとって、総合優勝できるように頑張っていきたいです」と話し、視線は次を見据えている。
 


この日の朝、新主将に選ばれた館澤選手(中央)
 

今回、東海大は総合優勝を果たしたものの、往路では東洋大学、復路では青山学院大学が勝利を収めている。それでも総合優勝を果たしたのは全員が自分の区間をしっかりを走りぬいたという、チームとしての総合力に他ならない。

小松選手以外には区間賞を獲得した選手がいなかったために、選手たちからは優勝を喜びつつも「悔しさ」や「来年こそ」という想いが見え隠れしていたようだ。
だが、それが来年の2連覇や、選手たちが掲げる学生三大駅伝制覇という目標に向けた原動力になるのは間違いない。
 


報告会では、東海大伝統の応援団からのエールも

 
東海大の走者10人のうち、8人は来年の箱根に挑戦できる3年生以下。すでに次の目標に向けた挑戦は始まっているようだ。栄光の誇りと悔しさを兼ね備えた選手たちは、さらなる躍進を果たしてくれるに違いない!
 


三大駅伝3冠、そして箱根2連覇に突き進む!

 

ー終わりー


 

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  • ちゃんと平塚 秦野の市役所にも優勝報告いって パレードもしてほしいね!

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