終電を逃した!~市営地下鉄ブルーライン編~横浜ご当地芸人・横浜ヨコハマが挑戦!
ココがキニナル!
「終電を逃した」シリーズの横浜市営地下鉄バージョンが気になります!!終電を逃してから始発までにあざみ野にたどり着くことはできるのでしょうか?(ぺぽさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
市営地下鉄ブルーラインの終電を逃し、横浜駅からあざみ野方面に向かって沿線を歩いた場合、始発とほぼ同時刻にあざみ野駅に到着する。
ライター:横浜ヨコハマ
ここから岸根公園を横断する
ちなみに、これは本当に伝わらないと思うが、とにかくこの日は風が強くて寒かった。
まだ休憩をしてない我々は岸根公園内のベンチで休憩を取ろうとするが、公園内はとくに冷えきっていて休憩どころじゃない。
ベンチで寝そべった時間わずか10秒
ここで再び公園内にトイレを発見!
ちょっと夜中に一人では入りづらいかもしれない。
しかし、取材はしなければ!
我々、二人ともビビりなもので、公平にじゃんけんで中に入る役を決める。
「じゃんけん、ポン!」(上仲勝利!)
それでは、新村さんいってらっしゃい
上仲「どうだった?」
新村「少し暗くて怖いけど、中はきれいだった!」
そんなの見ればわかるけど・・・。
そんなこんなで公園を通り抜けて次の駅に到着。
岸根公園駅(2時29分)
暗いので下からライトを照らして撮ったら、稲川淳二ばりの写真になってしまった。
新村「お、次新横浜だ。足痛くないの?」
上仲「痛いよ。さっきから足がうまい棒みたいだよ」
新村「足がうまい棒ね。えー、2時35分、足がうまい棒確保」
上仲「お前、さっきから何を取り締まってんだよ」
新横浜駅の裏側こと篠原口へ到着
新横浜駅横断地下道を通って北口へ
地下道を通り抜けるとトイレを発見するが、夜間は閉鎖されていた。
これは初めてのパターン。
「午前0時30分から午前4時30分までご利用いただけません」
しかし、地上にあがると夜間も解放されている公衆トイレがちゃんとあった。
だからと言って、こういう人にはくれぐれも注意して下さい
ついに、ブルーライン新横浜駅の入り口を発見!
新横浜駅(2時49分)
さすがは新横浜、この時間でも人影がちらほらと見られる。
24時間営業のマクドナルドを発見
本格的に休みたいところだが、今座ったら二度と立てなくなるような不安もあり、休憩はもう少し先延ばしにすることに。
新横浜大橋を渡り、北新横浜駅を目指す
大きな橋の上は風が強く寒い
そして、橋が大きい割に川は細い
ここからは一本道のため、直進あるのみ。
北新横浜駅(3時11分)
GLAYのTERUのポーズを決め、記念撮影。
北新横浜駅は今までの駅と違い、駅自体が地上に顔を出している。
ホームは地上にないものの、構えは地上の駅そのものである。
・・・なぜだろう?
少し歩くと、北新横浜駅が地上にある理由がすぐに判明した。
地下鉄ブルーラインの線路は、この位置から地上に出てくるのだ!
地下鉄が地上に出てくる・・・?
「とんち」でも何でもない、事実なのである!!
歩道橋の上から地上に上がってくる線路を確認
こんなことは言いたくなかった・・・
実はスタート直後からずっとポツポツと小雨に打たれて歩いてきた。
最後まで黙っているつもりだったが、ここにきて本格的に雨が降ってきて、2人は気力体力ともに限界を迎えた。
ごめんなさい、趣旨を変えさせて下さい・・・
ヒッチハイクの旅に
しかし、車も電車も走って無エ。オラこんな横浜いやだ~状態。
さ、さびしすぎる! 黙って歩けばいいのか・・・せめて雨が止めば。
ダラダラと歩き続け、次の駅に到着
新羽駅(3時30分)
新羽(にっぱ)駅はご立派だった。略して「ご新羽」。
またしても、堂々と地上にそびえているのに「地下鉄」新羽駅と書いてある。
違和感
今思えば、新横浜のマクドナルドで休憩を取らなかったのが悔やまれる。
それぐらい室内で座って休憩できる場所が見当たらない。
ここにきて不穏な空気が・・・
これまでGoogleマップの通りに歩みを進めて来たが、、なぜかどんどん森の暗闇の方へ経路指示されていく。
「もはや肝試しだね」なんて会話をしながら進んでいく。
こ、こわい
上仲「次どっち? 左?」
新村「ちがう! 嘘だろ! 右なんだけど!」
もはや道なのかすら微妙だ
上仲「え、暗闇だよ? 街灯も1つもないよ? 大丈夫? 道続いてるよね?」
新村「うん。だけどさすがにここを通るのはないか・・・、え!? 行くの??」
上仲は来た道を戻るつらさより、暗闇の道を進むことを決断した!
スマホのバックライトで足元を照らし進む
上仲「本気で先が見えないよ! 道続いてるよね?」
新村「ねぇ、なんかあったらどうするの!?(×100回)」
スマホの明かりが命綱
おじさん2人で、森の暗闇の中を震えながら進む。
なんとか森を抜け、空が見える道まで出れた。
空が明るく感じる
これは久しぶりにビビりにビビった!!
またまた違う企画になるところだった・・・。
もうあんな恐怖体験は二度としたくない。
完全に目も覚め、次の駅に到着。
ついに仲町台(なかまちだい)駅! あざみ野まであと4駅・・・
仲町台駅(4時13分)
駅を出発してからは、しばらく茅ケ崎(ちがさき)公園の中を歩くルート。
先ほどの森の暗闇に比べれば余裕である。
我々はもはや無敵状態に突入しているのだ。
・・・と思いきや、ここでまたしても敵が出現。
それは・・・、公園内のトイレ
しかも、今までで一番暗い。
取材をせねば・・・無敵状態解除。
なんだかんだで怖いから、恒例のじゃんけんで中に入る役を決める。
「じゃんけん、ポン!」(今度は新村が勝利!)
今回は上仲が負けたが、なぜか新村が写真を撮りに行くことになった。(覚えていないが、いわゆるコンビ内パワハラがあったのだろう)
ここもなかなか度胸がないと夜中は入れない
仲町台駅からセンター南駅間のルートも長く感じる。
上仲「まだ着かないの?」
新村「あと何分で着くと思う?」
上仲「多めにみて8分」
新村「あと11分!」
上仲「増えるパターンかよ、もう足がきなこ棒だよ」
新村「4時35分、足がきなこ棒確保」
上仲「メモるな!!!」
そんなこんなで、センター南駅前のロータリーに到着。
始発待ち? のタクシーが3台待機していた
センター南駅構内へ
構内の天井は斬新なデザイン
上仲「おい、天井にガンツ玉があるぞ」
新村「本当だ。ガンツ玉だ」
上仲「いや突っ込めよ」
・・・2人に限界が迫る。
センター南駅(4時47分)
もうすぐ5時になるが、外はまだ暗い。
始発まで残り約1時間。
次のセンター北駅までは線路沿いをひたすら直進だ。
これはこれで、また果てしない
しかし、ここから上仲は覚醒する。
新村「もう足痛いよ。階段降りられない」
上仲「足なんて痛くないし。痛くないと思えば痛くないわ」
新村「それって、本当に痛いときに言い聞かせるやつじゃん」
上仲「全然平気」
新村「足上がってないじゃん。おれ、足がボジョレーヌー棒だよ」
上仲「おれの”棒シリーズ”のテイスト変えてくるなよ。足は痛くない」