横浜DeNAベイスターズの若手選手が生活する新「青星寮」に潜入!
ココがキニナル!
若手選手寮ってどんなところ?横浜DeNAベイスターズの新たなファーム施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」にできた新「青星寮」の内部がキニナル!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
2019年7月下旬に完成予定のファーム施設「DOC OF BAYSTARS YOKOSUKA」内に建てられた新たな「青星寮」は、ホテルのようにオシャレで野球に没頭できる環境が整っていた
ライター:田中 大輔
暮らすだけじゃない! 寮の中でも練習練習
寮の中には生活空間だけでなく、練習を行うためのスペースも確保されている。
これは、ストレッチができる空間がほしいという選手からのリクエストに応えたもので、3つのフロアに分かれて用途別にトレーニングスペースが設けられている。
1階のトレーニングフロア「ANCHOR(アンカー)」はバーベルなどを使ったトレーニングを、2階の「MAST(マスト)」ではマシンを使ったトレーニングができるほか、ストレッチ用のスペースとしても活用ができる。
こちらはMASTの一角。広々としたスペースが確保されている
上茶谷投手は「僕はピッチャーなので、寮の中にウエイト施設があるのはすごく助かります」とよろこんでいる様子だった。
3階の「D-DECK(ディデッキ)」は多目的なトレーニングや自主的な練習をするなど、自分のペースを整えるエリアとのこと。
D-DECKからは、屋根付きのテラスにも直接アクセス可能。このテラスは、雨の日でも素振りができる場所がほしいという選手の声を反映して作られた施設。屋外グラウンドを眺めながらバットを振ることができるほか、開放的な場所なので選手の気晴らしスポットとしても活用されそうだ。
素振りやシャドーピッチができるテラス
神里選手はこのテラスが気に入った様子で、「リラックスできそう。テラスでのんびりしたい」とコメントしていた。
1階にはロッカールームも完備。一人ひとりのスペースを広めに確保し、快適に使えるようになっているとのこと。
ロッカールームはこんな感じ。収納スペースも大きめに
ロッカーの使用イメージ(?)。取材の合間に笑顔で話す両選手
ロッカーの奥にはアイスバスがあり、練習後の体のケアにもしっかりと気を配っている。2階にも浴室があり、そちらはサウナが付いているそうだ。
取材を終えて
神里、上茶谷の両選手をはじめ、寮で暮らす選手たちは今月下旬に新「青星寮」に入居予定。
神里選手が「とてもきれいだし、トレーニング施設がすぐ近くなので野球に没頭できそう」と話せば、上茶谷投手も「いい環境を与えてもらった。しっかり練習して頑張りたい」とコメント。二人とも新しい環境にワクワクするとともに、気を引き締めているようだった。
チームを引っ張る若手の二人。ハマスタへの移動時間も短縮される
ファンは寮に入ることはできないが、屋外グラウンドでの練習などはこれまで通り観覧可能となる見通し。ただ、観覧可能な範囲や場所などはまだ検討中とのこと。
7月下旬の使用開始までには球団から情報が出されるそうなので、足を運んでみたいという人は事前にチェックをしておこう。
新たにDOCの名を冠した施設と、歴史ある名前を受け継いだ寮。
施設名の「DOC(船渠)」には、若手選手が一流のプロ野球選手として育ち、横須賀から大海原へ羽ばたいてほしいという願いが込められているそうだ。
このDOCから、ハマスタへ向かう船に乗り込んだ若い星たちが、横浜で活躍する日もそう遠くなさそうだ。
-終わり-