空港の手荷物検査って何してるの? とある横浜の訓練施設で、知られざる「保安検査員」の舞台裏に密着
ココがキニナル!
横浜から空の安全を守る! 空港の「保安検査員」を育てる訓練施設がキニナル(はまれぽ編集部のキニナル)
ライター:はまれぽ編集部
KSPの関内支社長 VS はまれぽ
最後に、はまれぽが高橋さんに挑戦状を叩きつけた。
「中身を当ててください!」
分かるかな?
プロの意地として、恥ずかしい結果は残せないはず
「これは栓抜きで、この黒いのはバッテリー。大きいのはおそらくノートですよね。でも、この丸いのはなんだろう・・・めんこかな?」
お、惜しい! でも、ほぼ正解。
「触ってもいいですか。カタログの束みたいな・・・」
近づいた!
「じゃあ、はまれぽさんの宣伝用の何かですか?」
するどい! 正解は「はまれぽステッカー」だ。
今日イチの笑顔をゲット
中身はこんな感じ。はまれぽの宣伝でした(笑)
かなりの難題だと思われたが、高橋さんはいとも簡単に当ててしまった。厳しい訓練や現場での経験を積み重ねてきた証拠なのだろう。
さてこれまで、最先端の訓練施設と保安検査員の働く姿をレポートしてきたが、いかがだっただろうか。保安検査場の存在は知っていたとしても、その裏側をのぞく機会はなかなかないと思う。しかも、これだけ厳格な警備がなされていたとは知る由もないだろう。ぜひ、空港に行った際は、保安検査場の検査員にも注目してほしい。
さらにKSP21世紀センターの施設と検査機器類は、「テロ対策警備技能員」(NPO法人警備人材育成センター主催)の講習や試験会場としても使われており、KSPでは同資格試験へ講師の派遣も行っている。神奈川県最大の警備会社「株式会社KSP」の訓練施設は、日本の安全と深くつながる凄い施設だったのだ。
ちなみにKSPでは、羽田空港の保安検査を実施する新たなスタッフを募集中とのこと。この記事を読んで、保安検査員、または「株式会社KSP」に興味を持った方は、ぜひ応募してみては? 神奈川県や横浜市で働きたいといった思いを持つ方もぜひ問い合わせてみてほしい。男女問わず大歓迎だ! 詳細はホームページをチェック。
取材を終えて
仕事柄、飛行機にはよく乗るけど、保安検査場に注目したことなんかなかった(ごめんなさい!)。ただ、空港の安全を守る最後の砦となっているのは、間違いなく保安検査員であることを改めて思い知らされた取材だった。
―終わりー
株式会社KSP
住所/横浜市中区山吹町1-1(国際山吹ビル)
電話/045-231-5931
営業時間/9:00~18:00(土曜日9:00~15:00)
定休日/日曜日、祝日
https://ksp-kokusai.co.jp/recruit
※情報は取材時のものです