みなとみらいに「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」が開業!あのアパ社長の姿も!
ココがキニナル!
9月20日にみなとみらいにオープンしたアパホテル。オープン当日は開業披露式典などあるらしい。ホテルの内部はどんな感じかキニナル(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
オープン当日に行われた開業披露式典には、アパ社長も出席。アーバンリゾートホテルを謳う、みなとみらいのアパホテルは、地上35階からの眺望、屋外プール、お風呂に癒されながらリゾート気分を味わえそうだ
ライター:池田 恵美子
ホテル施設内の様子は?
まずは、エレベーターで最上階の35階にあるレストランへ。この日は晴天、みなとみらいが一望できた。
最上階35階から見えるみなとみらいの景色
赤レンガ倉庫も見える
椅子に腰かけて楽し気な2人組の女性(60代)がいたので、ホテルの感想を聞いてみた。
「ネットで無料試泊会を申し込んだけど、ハズレたので朝から来ました。この景色が一番のごちそうですね。みなとみらいには、ショッピングと食事のために来るけど、次は、アパホテルの入浴とランチのセット『湯ったり日帰りコース』を試してみたいです」
「次はホテルの日帰りプランで来たい」と話す女性
同じように目を見張っている女性(60代)に話しかけると。
「はまれぽ、見てますよ。横浜ランドマークタワー展望フロア(69階)からの山並みが見える景色も好きなのですが、みなとみらいが間近に見えるこの景色は素晴らしいですね。ここから電車で数分のところに住んでいるので宿泊はしませんが、ディナーをいただきながら見る夜景はきれいでしょうね。花火もキレイに見えるのではないでしょうか」
「ディナーをいただきながら夜景を楽しみたい」と話す女性
次に同じフロアにある「インペリアルスイートルーム」を見学。こちらは通常料金30万円以上の部屋だ。シャンデリアや65型の大型テレビなどが設置され、夜景を見ながら入浴できるようになっている。夫婦(70代)で内覧に来たという女性は話す。
「ここから横浜スタジアムが見えるでしょ、その近くに20年住んでます。当時の桜木町駅の周りにはぺんぺん草(ナズナ)が生えてたんですよ。横浜の変わるスピードが速いですね。ここのソファは少し硬いかしら。親戚や友人が横浜に来た時には、ここに泊めたいですね」
スイートルームからは横浜スタジアムも見える
スイートルームのリビングスペース
「親戚や友人を泊めたい」と話す地元女性
伊勢佐木町に住んでいるという男性(70代)は、「退職して16年。伊勢佐木町の飲食店は流行っていますが、買い物客はウィンドウショッピングがほとんど。アパホテルのオープンで、観光客が伊勢佐木町に流れてくるとよいのですが、難しいでしょう」
「伊勢佐木町に人が流れて来るだろうか」と話す地元男性
夜景も楽しめるバス
同じフロアには、スーペリアツインルーム(3万5500円~)とスタンダードツインルーム(2万6000円~)があり、液晶テレビは50型で、バスとトイレは一緒。
スーペリアツインルームのベッド
その後、屋外プールと大浴場のある4階に進んだ。お湯は準天然の光明石温泉(人工温泉)。露天風呂や大浴殿・陶器風呂など10種類の風呂が楽しめ、コインランドリーなどの設備も充実。
室内風呂
陶器風呂
ここでは母子に出会った。「お風呂の数がこんなにたくさんあってゆったりのんびりできそうですね。このアパホテルはプチ家出の時に使おうかしら」と言って、親子(50代と20代)で笑っていた。
「お風呂がたくさんあり楽しめそう」と話す親子
同じフロアにあるのが「キリンレモンプール」。キリンビバレッジとコラボし、プールの底に「キリンレモン」のロゴがペイントされている。遊泳は来夏から。
プールの底には「KIRIN REMON」のロゴがペイントされている
ここで、ソファでくつろぐママ友3人組を発見。ママたちは、「ここから電車で10分ほどの所に住んでいますが、今日は、アパ社長カレーが貰えるので来ました。主婦だから(笑)。プールには遊具がないから、子どもと一緒に楽しむのは無理ですね」と応えてくれた。
「プールに遊具がないのが残念」と話す
プールサイドから見える景色
ショップも充実
このフロアにはファミリーマート2店が入っており、アパ社長カレーが入り口にドーンと置かれている。同店の男性に声をかけると、「ランドマークタワーが目の前に見えるここからの眺めはいいでしょ。他店にはない横浜の土産品を揃えています。2店舗で1日3000人のお客様を見込んでいます」と話してくれた。椅子に腰掛けて外を見ていた数人のお客さんもいた。
アパ社長カレーが並ぶ
ファミリーマートのスタッフの皆さん
1階にはレストランやカフェの店舗が入っているが、その中で、横浜ブランドを初めメイドインジャパンの商品を揃えたギフトショップ「haishop」が目を引いた。日本風の上品な器やバッグが並べられており、外国人旅行者だけでなく日本人の興味もひきそうだ。
外(敷地内)に出ると、50メートルの滝を配した1957平方メートルのイベント大広場キャナルプラザの端に長蛇の列ができていた。
この日限定プレゼントの「お試し優待券」を求めて長蛇の列
また運河を挟んでみなとみらいのビル群、汽車道、横浜コスモワールド、横浜ワールドポーターズ、インターコンチネンタルホテルなどが見えた。ベンチに腰掛けて休んでいる老夫妻の姿もあった。
横浜ベイタワーの最大の魅力は、ホテルから見える景色であることを、内覧会から感じ取れた。
運河を挟んで見えた風景
取材を終えて
みなとみらい周辺には、「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」以外にも、東京オリンピックを前に、「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」(2020年夏)、「横浜ベイコート倶楽部ホテル&スパリゾート」(2020年夏)、「ハイアットリージェンシー 横浜」(2020年春)などが、続々とオープンすることになっている。
2020年の東京オリンピック開催に向け、インバウンド景気のさらなる拡大が期待されている。が、オリンピック後、林文子横浜市長が、カジノを含むIR施設誘致を表明した会見で指摘した「横浜の観光客は日帰りが多い」状態に戻るのだろうか。その時、ホテルの独自性のある施設やサービスが要になりそうだ。
-終わり-
ホトリコさん
2019年10月18日 12時54分
博打は鈍器がやるのだろうか?煙は火のない場所にはたたない筈だし。