【ギネス記録!】横浜で一番急な坂はどこ? 2020年・立春 ~鶴見区北寺尾で歓喜のダッシュ編~
ココがキニナル!
瀬谷区相沢の通称「天竺坂」を超える急坂は横浜にはもうないのか? 歴代1位の記録を塗り替える急坂がないか知りたい!(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
鶴見区北寺尾7-24の急坂は歴代単独1位の21.7°(勾配39.7%)を記録! さらにこの記録はギネス世界記録であるウェールズ「フォルズ・ペン・スレフ」の勾配37.45%を超え、ギネス新記録を達成!
ライター:はまれぽ編集部
もうまどろっこいことはしないで、一番傾斜が急だと判断した地点を計測することにした。
「天竺坂」は20°(勾配36.4%)だが、どうだろうか・・・
おっ! え!? どう??
キターーーッ!!!
21.4°(勾配39.1%)!!
ついに「天竺坂」を破り歴代記録更新である!! およそ9年の時を越えて、ついに新記録を達成した!
ありがとう鶴見区! サンキュー北寺尾! メルシー7丁目24!
そして、この坂の情報を寄せてくれた「Ai Kuwano」さん、グラッツィエ!!
この坂にはぜひとも、世界中の「ありがとう」を贈りたい。その理由は後述する。
新記録に筆者が歓喜していると、中田が前方を指差した。「そこの、もうちょい先のところの方が記録出そうじゃないですか?」
欲深いヤツである。
嬉々として計測を続ける中田
「ほーぅら、堀内さん」
なんだよその顔は・・・
なんだよっ!
勝ち誇る中田の手元に近づいてみると――
おおっ!!
21.7°(勾配39.7%)!
つい先ほど達成した新記録を、あっさりともう更新してしまった。ダンケシェーン中田!
その後も計測を続けてみたが、この21.7°(39.7%)を超える記録は出なかった。よって、鶴見区北寺尾7-24の急坂は21.7°(39.7%)と認定する。堂々たる、本当に堂々たる新記録だ。
横浜ナンバー1の急坂で歓喜のダッシュ
さて、打倒「天竺坂」も達成したことだし、さっさと帰社して編集部メンバーに報告したいところである。しかし、我々にはやらなければいけない(?)ことがあるのだ。
これが横浜ナンバー1(暫定)に輝いた急坂の眺めだ
お分かりだろうか。ひときわ落差のある傾斜が真ん中にあり、まるで段差のようになっている。このポイントで、まさに新記録が出た。
「ここは足を取られそうだな―」
筆者の言葉に、中田は即座に反応した。「え、足? 取られる?」
近年、なぜか急坂調査とセットになっている全力坂道ダッシュ。今回が初調査の中田にも、もちろんその洗礼を受けてもらった。
「よし、じゃあ下りて。坂の下から一番上まで、勝負な」
「・・・・・・」(中田)
スタート地点についた中田。意外とやる気のようだ
ちょうど下校時間と重なり、下校中の小学生たちが大人の滑稽な遊びを見守ってくれていた。
この子たちに我々はどう見えているだろう・・・はい、スタート!
「でも・・・」
「これでも我々は・・・」
おっと! ナンバー1地点で足を取られた!
「これでも、我々オトナは・・・」
「オトナは一生懸命・・・」
「一生懸命・・・・・・」
仕事をしているのだ!!
中田、お疲れ様! タイムは?
「めっちゃ・・・めっちゃキツイっす・・・」
それはそうだろう、と思う。何せ暫定で横浜イチの急坂なのだ。そして、その全長は約100メートル。お疲れ様としか言いようがない。
タイムがキニナルが、それは勝負結果と一緒に発表することにしよう。