神奈川区のエコ石鹸を作っている太陽油脂ってどんな会社?
ココがキニナル!
神奈川区でエコな石鹸を作っている、太陽油脂さんを取材してください。気になります。(にゃんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
太陽油脂は、環境と健康を考える人の間では有名な企業。商品の製造販売とともに、講習会など啓蒙活動にも積極的な会社である。
ライター:松崎 辰彦
個性的な活動を展開する太陽油脂
太陽油脂は同じ環境意識を共有する他の組織とも提携している。サッカーの三浦知良選手が所属する横浜FCとも友好関係を保ち、ファンの子どもたちを招いて石鹸を作る環境学習の場を提供するなどしている。
平成24年8月に三ツ沢スタジアムで行われた、手作り石鹸教室の様子(写真提供・太陽油脂)
また、同社は横浜市資源リサイクル事業協同組合が主催する「リサイクルデザインフォーラム」に毎年参加し、親子に「手作り石けん教室」を行っている。
平成23年10月に大さん橋ホールで行われた手作り石鹸教室(写真提供・太陽油脂)
環境意識の高い全国の企業・行政・消費者で構成されている団体「グリーン購入ネットワーク(GPN)」から、環境に配慮した製品を製造販売する企業に贈られる「グリーン購入大賞(平成23年度)」を受賞するなど、社会的にも存在感を増しつつある。
親子参加の工場見学会の様子(写真提供・太陽油脂)
太陽油脂は一般的な知名度はまだこれからだが、環境や健康を考える人たちの間では全国的によく知られている。
横浜で個性的な活動を展開する太陽油脂。今後の動向に注目である。
子どもたちに実験をしてもらう(写真提供・太陽油脂)
取材を終えて
太陽油脂近くの入江川には、多くの船が停留している。横浜ならではの、風情ある景色である。
入江川に浮かぶ船
「この場所は映画の撮影によく使われるんですよ」
思わず見入っていると、案内してくれた長谷川さんの声が響いた。
石鹸は5000年前に発見され、日本には500年ほど前にポルトガル、スペインから宣教師により持ち込まれたが、日本で製造が開始されたのは、明治6(1873)年、この横浜においてであった。
石鹸と合成洗剤、界面活性剤などに関しては、その環境への影響をめぐってさまざまな議論がある。多様な意見のある中、消費者の需要に応じて石鹸関連の商品を製造してきた太陽油脂という会社には、現在でも多くの人々から根強い支持が寄せられている。
このような個性ある企業に、これからも注目したい。
─終わり─
◆太陽油脂株式会社 (TAIYO YUSHI CORP.)
〒221-0022 横浜市神奈川区守屋町2-7
TEL 045(441)4953 FAX 045(441)4950
消費者相談室(フリーダイヤル):0120-894-776
http://www.taiyo-yushi.co.jp/
ホトリコさん
2015年03月13日 13時16分
企業側からは良いイメージだけを宣伝したがりますが、かつて「パーム油」は環境にやさしいなんてちょっと調べれば森林破壊トップの原因パームヤシプランターがパーム油の原料供給源だったなんてことがありましたね。
ハマの女神さん
2013年07月26日 13時12分
私は昔から石鹸派、日本の地方のお土産の無添加石鹸や海外の無添加手作り石鹸を良く購入します。太陽油脂さんの商品もお世話になってます。確かに石鹸シャンプーはキシキシしますが、気がつくと毛が太くなり、つやも出て髪が強くなった気がします。キシキシするのが正解って言う言葉に自分で無添加を選んで来た者としては心強く感じます。お値段も気持ち高いていど、皮膚炎などのお肌トラブルで病院に掛かるよりお安いです。川に流れ海に到着する=いつか自分の口に入る物に戻ってくると考えると少しでも合成石鹸など使わないように自然に配慮しなければと思います。
mirrorさん
2013年07月26日 13時07分
石鹸も界面活性剤の一種ですよ。石油系のシャンプーも、リンスを使用しなければ、髪はバサバサになります。石鹸もシャンプーも、髪自体の中性に近い弱酸性では無いから。リンスは、シャンプーの後、髪のPHを元に戻すための物。アルカリ性の石鹸で洗っても、髪本来のPHに戻すリンスが必要なはずなんだけどねぇ。こう言う細かな嘘をもっともらしく並べるのって、新興宗教みたいで嫌。石鹸の販促をするならするで、正しい情報を持ってやって欲しいね。