横浜市瀬谷駅前の「いちょう通り商店街」で1000円で食欲の秋を堪能
ココがキニナル!
「洋菓子 ソフィア」で「スイートポテト瀬谷」、「甘味 ラーメンの家 さんらく」で「サンマーメン、居酒屋「大関」でサツマイモを購入し秋を堪能
ライター:秋山 千花
こだわりの老舗和菓子店を発見
さて、209円で買える「秋」を探してもうひとふんばり。
和菓子店「青柳」で見つけた「秋」は上生菓子210円
残念ながら所持金209円ではあとちょっとおよばずだが、見ているだけでも秋を感じる美しいお菓子たち。筆者のイメージでは、町の和菓子店というとお団子 やおまんじゅうなのだが、商店街発足時からあるここ「青柳」のお客様には中山や鵠沼から訪れるお茶の先生などもいるそうで、上生菓子は同店の人気商品のひ とつでもあるらしい。
美しい上生菓子を作るのは店主・高橋さん
見た目だけでなく、もちろん味にもこだわりを見せる和菓子職人・高橋さん。そのこだわりはやっぱりお砂糖。「うちの餡はザラメを使っているから、しつこく ないさらっとした品のいい甘みが出せるんだよ」とは、筆者の知らなかった和菓子ならではの繊細なこだわり。最中や水羊羹など、菓子の種類によっても砂糖や 塩の加減を変えていくのだとか。
丁寧な説明には職人魂を感じます
ちなみに、こちらのお店でも瀬谷の逸品に認定された商品を発売中。
パッケージにもこだわった瀬谷の逸品「八福神」(左)はお土産にも最適
珍しい高級食材の白小豆を使った「瀬谷最中 しろあん」(写真右)は全国菓子博金賞受賞、価格170円と「1000ぶら秋探し」的にかなり注目の商品なの だが、そのパッケージに描かれているのは瀬谷区の花・あじさいとのこと。これが秋桜だったら・・・と涙をのんで高橋さんとお別れすることに。
お邪魔しました。
居酒屋の店先で見つけた秋
なかなか見つからない209円の「秋」探し。そんな中、目に入ったのが・・・
居酒屋「大関」前の人だかり
居酒屋「大関」は、「いちょう通り」商店街の会長を務める榊原(さかきばら)さんのお店で、こちらも開業40周年目を迎える商店街なじみの顔。豊富なメ ニューと焼酎ボトル詰め替え1000円(初回は2500円)のサービスが好評で、親子三代にわたって通われる常連の方もいるのだとか。
「だちょう刺し」、キニナります
榊原さんは20年近く商店街会長を務めているそう
キニナル、オープン前の人だかりのわけは、榊原さんの奥様の実家(福島)から送られてくる新鮮な野菜を低価格で店頭販売しているため。
「秋」を感じる美味しそうなカボチャ(400円)
「そんなにたくさんあるわけじゃないから、すぐに売り切れちゃうのよ」という榊原夫人の言葉に、慌てて「これください!」と購入を決めたのは・・・
まさかの「秋」を感じるサツマイモ2発目
そのお値段は消費税込みで200円ちょっきり! サツマイモ、秋刀魚麺、サツマイモのラインアップで「秋」を満喫できたか否かはさておき、とりあえず残金は9円。所持金1000円を使い切る目的だけは達成したところで今回の「1000ぶら」は終了。お疲れさまでした。
取材を終えて
企画当初は「秋」だから「銀杏」と響きだけで選んだ「いちょう通り商店街」。しかし、実際にその地を訪れ抱いたのは、響き以上に「秋」の散策にふさわしいロケーション地であるという感想。本格化した秋には銀杏並木の紅葉も楽しめることだろう。
商店街会長・榊原さんによると10月19日には秋祭りも予定されているとのこと。「昨年好評だった大日本プロレスも招待しています!」とイベントもいろいろと検討中のよう。また、爽やかな秋晴れの日には「八福神」巡りもオススメ。
ぜひ、勢いに任せてのんびりと瀬谷の町を訪れて、秋刀魚麺を越える本物の秋を見つけてほしい。
―終わり―
もにょさん
2014年09月16日 10時32分
めっちゃ地元です♪大関の大将は、一緒にラグビーしてました。今でも野球で汗を流す、熱い御仁です。お母さんもやさしい、瀬谷のお母さんって感じですね。気さくないい居酒屋です。おすすめは、晩酌セットです。煮物、焼き物、刺身と飲み物がセットで、千円くらいですよ。これからの季節は、おでんも最高です。今日あたり一杯行きたくなりました♪