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入るのに勇気がいる、名前からしておかしな野毛の一軒家の店「うっふ」に突撃!

ココがキニナル!

野毛のルタンぺルデュのオーナーが、おかしな店をオープン。大道芸とオルゴールの酒場。二階吹き抜け。(brooksさん)/「オルゴール博物館」入るには勇気が要るのでレポートを!(siglo1966さん)

はまれぽ調査結果!

「博物館Cafe&Barうっふ」はアンティークの楽器やオルゴールを展示されたカフェバー。お酒を飲みながら大道芸のショーやJAZZライブを楽しめる店!

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ライター:大和田 敏子

「うっふ」の夜はワンダーランド



「うっふ」では水曜日に、綱渡りや空中ブランコなどの体験会を行っていて、取材当日は綱渡り体験会の日。
以前、はまれぽの取材で空中ブランコを体験したことのある編集部・山岸。迷うことなく「体験させてください!」と綱へ。
 


「目線を下げないで」とフォローしてもらいながら、いい感じ?
 

自立すると、とたんにバランスが・・・


バランスを崩し落下しながらも、楽しげに、ちょっとずつ進歩しているように見える山岸。見ていた筆者も、ぜひ体験させていただきたくなり・・・
 


なんだかイケそうな気がする!?
 

手を離すと、全然ダメだ!
 

あっという間に落下


細い綱で揺れもあるので平均台とは全く違って、1~2歩で落下してしまうを繰り返し。何とかもう少し歩きたいとチャレンジするも進歩がない。けれども、ちょっと楽しくて、はまりそうな気も・・・。

先ほどから、指導してくれていた方、実は・・・
 


綱渡りの名手「いはらつトム」さん
 

こんな風に寝転んだり・・・
 

ポーズを決めて余裕の表情!


トムさんは、体験会と合わせて、綱渡りのミニショーも行っている。
 


綱渡り体験の参加費は、1ドリンク付きで2000円


わざわざ来る人もいるが、飛び込みで体験する人もいるとか。けれども、酔っぱらってノリでやってみようというのは危険なので絶対禁止!

「うっふ」で行われるのは、いわゆる大道芸ばかりでなく、ダンスやジャズライブなどバラエティ豊富。先日のタップダンスのショーでは、自動演奏のオルガンに合わせてタップを踏んだ方もいたという。
「日本人は型にはめたがるが、ジャンルを決めず、発想のある人にここを利用してほしい! 使っていて不便なところがあれば、どんどん変えていきたい」と三橋さんは話す。



お酒や軽い食事も楽しめる! 自家製くんせいもオススメ



「うっふ」は、さまざまなショーやライブを、お酒を飲みながら楽しめる店。
 


1階のバーカウンター
 

店長の堀内さんにも話を伺った


堀内さんは、2014(平成26)年6月「Le Temps Perdu」で友人らとともに出演したライブで、三橋さんと知り合い、惹かれたという。もともと楽器に興味があったこともあり「うっふ」の店長に。
堀内さんがお持ちの「手廻しのオルゴール」を見せていただいた。
 


20年以上前、池袋オルゴール館で購入したものだそう


楽譜は自分で穴を開けて作るタイプで、随分手間がかかったそうだ。こういうオルゴールを買う方はそう多くないと思う。・・・堀内さん、やはり、ここに縁があったのでは。

ここで「うっふ」のカフェバーの面も紹介すべく、おつまみやドリンクもいただくことに。
 


とりあえずオススメの生ビールから・・・
 

琥珀エビス(午後7時までは800円から200円引き)をいただく


「うっふ」では、ベルギービール専門店「Le Temps Perdu」と異なり、ベルギー以外のビールも置いている。ベルギービールは、2階にあるサーバーで提供するベルギー白ビールのみだそう。
 


ビール以外にもいろいろあります
 

おつまみは、自家製のくんせいをいただくことに
 

こちらの燻製器で手作りしている
 

豚肉と鶏肉はスタンダードメニューで、日によってホタテやシャケが提供されることも
 

琥珀エビスと自家製くんせい


香ばしくて程良い食感。味わい深いくんせいは、ビールによく合う。
 


綱渡りで乾いた喉とおいしいくんせいで、ビールがすすみます
 

カウンターに置かれた鳥かご。ぜんまい仕掛けで鳥が歌う
 

音楽が聴こえてきそうな、壁のディスプレイ


ひとりで飲んだり、仲間と来て話をしたりするのにも、いい雰囲気。
でもやっぱり、ライブやステージのある時に来て、楽しんでみたくなる。
 


こういう感じ、いいな!


次回はぜひ、大道芸のショーを観にきます!



取材を終えて



今や横浜を代表する大きなイベントにまで発展した野毛大道芸。その始まりのころの話は、とても興味深かった。そこに大きく関わってきた三橋さんには、いつでも大道芸を観られる場所を野毛に作りたいという思いがあった。「うっふ」のオープンでその思いを一段階、実現した三橋さんだが、それにはまだ先がありそうだ。

「街は放っておいたらダメ。危険なものがはびこらないように、常に見張っていることが必要! 野毛は安くておいしくて、おもしろいものがある、そういう街じゃないとね」と三橋さん。

野毛を愛し、柔軟な発想でさらに街を変えていこうとする三橋さんの姿勢に感動した。
若い世代の方々、負けてはいられませんよ!
 


「うっふ」、もっと多くの人に知ってほしい素敵な空間でした



―終わり―


〈店舗情報〉
博物館 Cafe & Bar うっふ(L’oeuf)
住所/横浜市中区宮川町2-23-4
電話/045-315-5517 
営業時間/平日17:00~23:00、土日15:00~23:00
定休日/火曜
 

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