ハマの永遠番長! 横浜に野球人生を捧げた、三浦大輔さんを徹底解剖!
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ハマの永遠番長! 横浜に野球人生を捧げた、三浦大輔さんを徹底解剖!
ライター:山口 愛愛
指導者として戻ってくるために自分磨き
――最後に少し野球から離れたお話しも。「ずっと横浜」の横浜を語っていただきたいのですが、最初の横浜の印象はどんなものでしたか?
1991(平成3)年の11月にドラフトがあって、12月の入団発表で来たんですけど、どこにいったか分からないくらい。奈良から出てきたから、大都会でスゴイところだなと思って見ていました(笑)
オシャレだと思いましたね、海も景色もキレイで、少し行けば緑もいっぱいあって、すごく良い街だなと思います。
港町がオシャレ
――25年も過ごされていると、街の移り変わりも感じますか?
キャンプから帰ってきたときに、首都高速からみなとみらいを見ると「やっと横浜に帰ってきたな」と落ち着くんですけど、みなとみらいだけでもずいぶん変わったと感じますね。
キャンプに行って帰ってくるだけで、「こんなところにビルが建っていたっけ?」というスピードでどんどん進化していると思います。
三浦さんが横浜に来た1991(平成3)年は横浜ランドマークタワー建設中
――みなとみらいはよく行かれますか?
買い物とか行きますね。ここ(そごう横浜店)にもよく来るんですよ。スーツとかインテリアとかを見にきます。
――横浜といえば、2020年のオリンピック競技も話題ですね。
横浜が野球・ソフトボールのメーン会場なので楽しみですね。オリンピックを日本でやるだけでもすごいことなのに、あのハマスタでオリンピックの野球なんて、不思議な感じですね。
アテネオリンピックはついて行っただけ(予選のイタリア、オーストラリア、ギリシャ戦に中継ぎで出場)でメダルをもらえ、たくさんのことを学んで経験できました。せっかくハマスタでやるので、横浜の選手にたくさん出て活躍してほしいですね。楽しみです。
――時間ができたら、横浜でやってみたいことはありますか?
それはもう、ハマスタのスタンドでベイスターズの試合を観たいです。外から観たことないですからね。周りに分からないように、こそっとスタンドで観てみたいです。
今シーズンはスタンドのどこかにいるかも!?
――すぐに気付かれそうですけどね(笑)。今後は家族サービスの時間も増えそうですか? よく試合を観に来ていらっしゃいましたよね。
子どもが大きくなってからは、学校や野球の練習とかで来られないときもありましたけど、その中でも時間を見つけて来てくれていました。
昨年は初めて、年越しで家族と海外旅行に行ってきましたよ。今までは自主トレ前で正月もそんなにゆっくりできなかったので。
――若手投手たちの自主トレに指南役として参加されますが、トレーニングは続けているんですか?
トレーニングまではやってないですね。軽く運動はしています。11、12月はなかなかできなかったので、身体を動かす時間も作りたいです。
――テレビ出演などでもお忙しいようですが、テレビ番組でやってみたいことはありますか?
かなり出させていただいていますけど、タレントではないので(笑)。いろいろお話しがあれば出させてもらいますけど、いち野球人という立場ですからね。
野球人としてチャレンジできることがあれば
――これから解説などもされますが、いつの日か監督という思いはありますか?
今は肩の荷が降りたばかりなので、充電していずれは指導者として戻ってきたいという夢はあります。でも、なりたいといってなれるものでもないですし、タイミングもあると思うので。
そのためには勉強しないといけないので、もっと自分自身を磨いていかないといけないと思います。横浜の野球しか知らないので他球団の野球やメジャーのコミュニケーションの仕方なども見てみたいですし、日本のアマチュアの試合も観たいです。野球だけじゃなくいろんなものを見て勉強したいと思っています。
いずれ横浜に戻って来れるように視野を広げて勉強します
――それでは最後にファンの方にメッセージをお願いします。
25年間熱い声援をいただき、ありがとうございました。マウンドでは孤独に感じているときもあるんですけど、バッテリーやみんなも守ってくれ、スタンドから声援を送ってくれ、本当に勇気づけられました。
現役を引退しましたけど野球から離れることなく、横浜からも離れることなく、今までとは違った角度でファンのみなさんと同じ気持ちで横浜DeNAベイスターズを応援していきます。これからもヨ・ロ・シ・ク!
取材を終えて
この長打の列が分かるだろうか
これは昨年の三浦さんの自主トレ見学にきたファンがサインを待っている列だ。
グランド練習を終え、ウエートトレーニングに移動する間にファンがサインを求めたところ、「近隣の住人に迷惑をかけてしまうから、ファンをグランドに入れよう」とスタッフに言い、約300人のファンが並んだ。1時間以上をかけ、全員に快くサインを書き、一緒に写真を撮っていた。
疲れた顔を見せない三浦さんもファンもどこか誇らしげな笑顔に見えた。取材時もいつも丁寧に対応してくれ、感謝でいっぱいだ。
ファンは三浦さんの帰りをずっと待っている。番長、これからも横浜をヨ・ロ・シ・ク!
―終わり―
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取材協力
株式会社ありあけ
http://www.ariakeharbour.com/
そごう横浜店
https://www.sogo-seibu.jp/yokohama/
良く訓練された横浜ファンさん
2017年01月25日 13時03分
野球とはいえ「長打」ではなく「長蛇」ですよw