25年間ありがとう! ハマの「永遠番長」三浦大輔投手引退セレモニーの様子は?
ココがキニナル!
三浦大輔選手の引退試合は選手全員が背番号18を付けての試合となりました。当日のハマスタの声を聞いてきてください(fire_jiさん)
はまれぽ調査結果!
横浜のファンを愛し、横浜に愛された「永遠番長」は感謝の言葉を何度も繰り返し、25年の現役生活にピリオドを打った
ライター:田中 大輔
今年はもうちょっとだけ野球が続く。
9月29日(木)、3位を確定させ、念願だったクライマックス・シリーズ(CS)初出場を決めた横浜DeNAベイスターズが、横浜スタジアムで今季最終戦を迎えた。新しい歴史に一歩を踏み出したシーズンの、ペナントレースの締めくくりだった。
そして、この試合は、それと同時に、ひとつの歴史の終わりを迎える試合でもあった。
25年間、チームをけん引し続けたエース、引退を表明した三浦大輔(みうら・だいすけ)が、レギュラーシーズン最後のマウンドに上がった。
三浦色の横浜
2016(平成28)年9月20日(月)、記者会見を開き、引退を発表した三浦。
そこから、球団もファンもチームメイトたちも、ひいては横浜の街までもが、ある種の特別なモードに入っていった。
横浜のいろいろな場所で目にした「永遠番長」
球団は「永遠番長」というフレーズを掲げ、三浦の最後の花道を飾り立てた。そのひとつが、みなとみらい線みなとみらい駅構内で開催された「永遠番長~三浦大輔写真展~」だった。
写真展の会場。多くのファンが足を運んだ
球団の公式カメラマンによる写真およそ70点が入場無料で展示され、27日から公開されている。
写真パネルの予約注文や「永遠番長」グッズの販売もしているこの催しには、初日の9月27日(火)から1000人を超える来場者があり、最終戦のあった29日も試合開始前の午後3時ごろには200人ものファンが入場待ちの列を作っていた。
球団の担当者も驚くほど、ファンが詰めかけた
あまりの待ち時間に、「最終戦に間に合わなくなりそうなので」とこの日の入場を諦めたファンの男性は、「FA宣言後にチームに残ってくれたことが一番の思い出」と振り返った。
写真展は10月3日(月)まで開催しているため、「また改めて来ようと思います」と話していた。
写真展は10月3日の午後8時までの開催
引退後の三浦には、「いつまでもDeNAベイスターズに携わっていてほしい。すぐじゃなくてもいいので、監督をやってもらいたい」と、ほかの多くのファンと同様の思いを話してくれた。