元町・中華街でパンケーキ戦争勃発!? 話題の新店舗に突撃!
ココがキニナル!
パンケーキ激戦区といっても過言ではない元町中華街駅周辺に新たなお店ができたそう。どんなお店かキニナル!(はまれぽ編集部)
はまれぽ調査結果!
ふわふわパンケーキの有名店「幸せのパンケーキ」と昔懐かしいホットケーキを出すカフェ「CHILLULU(ちるる) COFFEE」を紹介!
ライター:大和田 敏子
ゆっくり落ち着ける空間で、昔懐かしいホットケーキ!
次に向かったのは、元町・中華街駅から徒歩5分ほどの「CHILLULU COFFEE and HOSTEL(チルル コーヒー アンド ホステル)」という、ちょっと変わった名前のお店。
ここ! シンプルでスタイリシュな外観が素敵
店内も明るく、広々している
おしゃれな雰囲気の店内は36席
テラス席もある。天気が良く、暖かい日は気持ちが良さそうだ
2016(平成28)年12月8日にオープンした同店は、店名の通りカフェだけでなく、2階がホステル(ゲストハウス)になっている。
宿泊客はホステル専用の入り口から2階へ
20名宿泊可能。トイレ、シャワー、共用スペースもある
3年前に東京・麻布で「ZABUTTON(ざぶとん)」という、ここと同スタイルの店をオープン。そちらが軌道に乗るなかで、多くの外国人観光客が利用。そして、外国人客が東京から横浜を素通りして、次の目的地として箱根や熱海に向かうのを目にしてきた。
それがきっかけとなり「外国人の方に、もっと横浜の良さを知ってほしいと考え、横浜に店を出したいと物件を探しているなか、ここを見つけました」と語るのは、CHILLULU COFFEE CEOの伊藤洋介(いとう・ようすけ)さん。
「昔から好きだった中華街に店を出せるなんて思ってもみませんでした」
ところで、店名のCHILLULU(チルル)って、どんな意味なんだろう。そのもとになったのはChill outという英語。「集まってくつろぐ、語り合う」といった意味で使われるスラング(俗語)だという。
「きょうはどの部屋でチルる?」みたいに使われるとか。それでチルルに!
店名には、そういった場になってほしいという意味が込められている。
いよいよ、店のイチオシメニューであるホットケーキを焼いていただくことに。
熱伝導が均一な銅版で、1枚1枚丁寧に焼かれていく
素材は、なるべく自然なものにしているそうだ。一般的な漂白されて真っ白な小麦粉は使用せず、黄身が大きい卵も提携している農家から仕入れるなどこだわっている。ホットケーキをふわふわにするには、黄身の大きいほうが良いのだとか。
7~8分かけてじっくり焼き上げる。生地を返すとふわっとふくらんできた!
くるくるっと回して側面まで焼く。職人技という感じ
特製ホットケーキ(600円)。正統派のホットケーキの美しい姿
ホイップクリームとアイスクリームをトッピング(それぞれ+100円)
好みに合わせて食べてもらいたいと、トッピングは別添えにしているそうだ。
厚みもしっかり1.5cmほど。いただきま~す!
ナイフを入れると、サクッと音がするほどの表面のサクサク感。 そして、中はふんわりしつつもしっかりとした食べごたえ! ほんのりと優しい甘みで、どこか懐かしさを感じる味。アイスやホイップクリームをつけると、また違った味わいで、食べ進めていくのが楽しくなる。
さらにもう1品、同店こだわりのフレンチトーストもご紹介。
長く付き合いのあるパン屋さんに、専用のフランスパンを焼いてもらっている
焼く直前に、卵液に浸して・・・
こまめに焼き加減を確認しながら、丁寧に焼き上げていく
特製フレンチトースト(600円)アイスクリームもついている!
中までしっかり味がしみ込んでいるのに、パンの良い食感が残っていることに驚いた! 焼く直前に準備し、卵液がしみ込みやすいパンを使用しているから実現できる味わいだそうだ。
美味しいフレンチトーストといっしょにコーヒーもいただく。
店名にCOFFEEとあることからも分かるようにコーヒーには思い入れが
もともと、コーヒーの焙煎や卸しといった仕事から始め、専門店も営んでいる伊藤さん。こだわりが詰まったコーヒーは酸味がなく濃いのが特徴。
コロンビアを中心に中南米の高品質の豆を使用し、丁寧に入れてくれる
チルルブレンド珈琲(450円)
豊かな香りと深いコクで、コーヒー好きの筆者の好みにぴったりの味。すごく美味しかった。
コーヒーもフードの調理も熟練したスタッフにしか任せないとのこと。自信を持って美味しいものを提供したいという想いが伝わってきた。
語学が堪能なスタッフがそろっている
「中華街のなかの憩いの場として利用してもらえたら、うれしいです」と伊藤さんは話す。午前中は2階のホステルの宿泊客でにぎわうといい、多くの人が中華街で食事をする時間帯が空いているとのこと。
ゆっくり過ごしたい人は、正午前後や午後6~7時ごろがねらい目だ
パンケーキの店が中華街にあることには意外性もあるが、前回の記事と合わせて元町・中華街駅周辺は、さらにパンケーキ激戦区になっていくのでは!? 今後も楽しみに見守っていきたい。
元町中華街周辺のパンケーキ店MAP
いずれも元町中華街駅から5分以内(Googleマップより)
取材を終えて
中華街のなかに、まるで別世界のような空間があった。店それぞれのパンケーキを味わっただけでなく、すごくリフレッシュできた。「美味しい」「楽しい」がいっぱいの中華街だが、歩き疲れたり、ちょっと中華に飽きてしまったりすることもあるはず。そんなとき、美味しいパンケーキでひと休みという選択もありますよ!
―終わり―
店舗情報
幸せのパンケーキ 横浜中華街店
住所/横浜市中区山下町97 石屋ビル1階
電話/045-681-8686
定休日/不定休
営業時間/10:00~20:30(LO19:40)
CHILLULU COFFEE and HOSTEL(チルル コーヒー アンド ホステル)
住所/横浜市中区山下町188-12
電話/045-319-4451
定休日/なし
営業時間/8:30~20:30
ないとらいだーさん
2017年02月08日 21時15分
戦争って言うほどじゃないと思うんですけど。大げさすぎです。
meluさん
2017年02月08日 14時59分
幸せのパンケーキ、食べに行ってみようかな。美味しそう!エッグスンシングスのパンケーキは焼いたのをチンしたようなもんでふっくらさが無く生クリームのインパクトなだけで一度でもう良いと思った。今回は本格的に焼いてるのも見れて本格的なパンケーキですね。どれも美味しそうでした。雪ノ下の正統派パンケーキも個人的には好きでしたが今回は取材なく残念。。。元町中華街駅なのにパンケーキ屋さんが出店し続けるのは何故なんだろうか?
クロノスさん
2017年02月08日 00時22分
幸せのパンケーキは青葉のとなりなんですね。ちょっと気になってたので。記事にしてもらえて良かったです。