保土ケ谷区にある天王町の由来は?
ココがキニナル!
保土ケ谷区の天王町の由来が気になります。なんだかカッコイイ名前ですが、どんな理由があるんでしょう?(はまんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
天王町に今もある橘樹神社に祀られる牛頭天王がその名の由来だった!
ライター:田中 大輔
相鉄本線の横浜・二俣川間の各駅停車8駅のひとつである相鉄天王町駅。
そして、その駅の北側に広がるのが天王町。
「天」空の「王」様の「町」と、なんとも仰々しい名前が付けられ、いかにも謂われがありそうな感じ。今回は天王町の地名の由来をひも解くべく、取材に出掛けてきた。
各駅停車で天王町へ
天王町駅は、前述のとおり、各駅停車しか停まらない駅。
天王町駅は、2階がホームになっている高架駅
急行が止まらないとはいえ、帷子川を渡ったところにある商店街「シルクロード天王町」は人通りも多く、にぎやかな町といった感じ。
商店街には昔からのお店が多い
さてさて、どんな理由で天王町という名前が付いたんだろうか。
地元の人から有力情報ゲット!
商店街などを中心に地元の人に話を聞いて回る中で、有力な情報を聞くことができた。その話を聞かせてくれたのは家具店を営む薗(その)さん。
店の前にいた薗さんのお父さんに話をうかがったところ、「こっちのが詳しいから」と息子さんを紹介してくれた。
「実は前にも取材されたことあるんです」と薗さん。ビックリ!
(「3.11に天王町で行われた復興支援イベントの様子は?」参照)
生まれも育ちも天王町という薗さんによると、「そこの神社に牛頭天王(ごずてんのう)が祀られてて、そこからとったんですよ」とのこと。
あっさりと核心に迫る答えが飛び出してちょっとびっくり。
そこで、「地元の人はみんな知ってるんですか?」と質問。
なんでも49歳の薗さんは、このことを小学校の授業で習ったそうで「今は分からないけど、自分くらいの世代までは習っているので知ってると思いますよ」という答え。
学校で習ったとなれば、この話の信憑性も高そうだ。
となれば、次に向かうのは薗さんの話に出てきた神社だ。