公園が見守る小さな町。はま旅Vol.65「市が尾編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第65回は、公園が見守る小さな町「市が尾駅」。
ライター:ワカバヤシヒロアキ
まずは昼ご飯を!
東急田園都市線では、両隣の江田、藤が丘とともに急行の止まらない駅「市が尾」。以前、一度だけレンタルペットの取材で降り立った事はあるが、駅前以外は何も分からない町だ。
市が尾駅西口
こじんまりした駅ではあるものの、きれいに整備された駅舎からは上品な香りが漂っていた。
駅から北側を目指す
事前に調べた情報によると、市が尾には「遺跡公園」といういかにも冒険心のソソられる名前の公園があるらしい。駅から北の方向にある遺跡公園。そちら方面に足を向けつつ、どこかランチのできるところは無いものかと思って歩いていると・・・
こんな看板を見かけた!
「ラ・ビキーナ」というイタリア料理屋のようだ。駅舎で感じた上品な町の雰囲気に惹かれ、入店してみることにした。
イタリアンランチをいただきます
ラ・ビキーナ店内
ご夫婦で経営しており今年で5年目となるこのお店、開店して間もなくの入店だったようで他にお客さんはいなかった。外の看板を見て心惹かれた「アボカドと小柱のクリームソース」を注文することに。
ランチセットに付いてきたサラダ
アボカドと小柱のクリームソース(1100円)
アボカドもホタテも身がしっかり詰まっていて非常に美味しかった。しかも、ベーコンとともに惜しみなく具が入っているのでボリューム的にも大満足のランチとなった。店主の顔写真を断られてしまったのが残念だったが、駅からも近いのでまた訪れたくなるお店だ。
コーヒー豆のお店
その後も、遺跡公園を目指して歩いているとまたしてもキニナルお店と遭遇。
黄色い壁が目印のコーヒー豆のお店
出会ったのは「ロースト」というお店。最初は素通りしかけたのだが、ガラスに書かれた「世界のコーヒー豆あります」という表記に思わず足を止めてしまった。
中に入るとコーヒー豆がたくさん!
ケニア、プエルトリコなどあらゆる国のコーヒー豆は、その存在を見るだけでも迫力があった。店主の松本さんに聞けば、これまで約10年営業しており「やはり、珈琲はこだわりを持つ人が多いので、好きな人は何度でも来ますね」とのこと。目の前にこれだけの種類があると、色んな豆を試したくなってくる。
店主の松本さん
水出しアイス珈琲を飲ませてもらった
さっぱりしてるから良いよとオススメされたのは、松本さん特製の水出しアイスコーヒー。後味がすっきりしていて、夏に飲むには最適だ。
折角なので水出しアイスコーヒーのパック(340円)を購入し、店を後にした。