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立ち寄りたくなる場所へ。はま旅Vol.66「屏風浦編」

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第66回は、立ち寄りたくなる場所にしたいという意気込みが聞こえてくる街、屏風浦駅周辺。

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ライター:石元 優

今回のはま旅は、京浜急行線「屏風浦駅」。以前、はまれぽでは駅名はどうして「屏風ヶ浦駅」ではないの?というキニナルを調査したことがある。

屏風浦駅は普段、通過駅である筆者。
 


このときはまだ少し不安な気持ちである


ここに立ち寄りたくなるスポットは見つかるのか…と思いながら駅を出る。するとすぐ目の前にはスーパーや病院、飲食店が並んでおり、生活しやすい環境が整っているようにも見える。
 


駅を出てすぐ右側に広がる風景


しかし一方では、坂道も多く車がないと不便な地域だと言う声も。
 


早速駅を出ると坂


まずはこの環状2号清水坂を登って行くことにしよう!


坂の途中に…



清水坂を登って行くと気になるスポットを発見!
 


音楽スタジオYAYA


早速、中で話を聞くとドラム教室が開かれているらしい。率直におもしろそう♪と胸が躍る筆者。

「試しに叩いてみる?」
「いいんですか?いいんですか?本当にいいんですか?」
もうこの時点で興奮が止まらない。
 


それとなく叩ける風に見せる筆者


やはり楽器というものは触るのと見ているだけとは全然違う。こんなに難しいものだとは?はっきり言って想定外。でも断然楽しさの方が勝っているこの何とも言えない感じがたまらくやみつきになりそう。

そして驚きの事実がもう一つ。
 


ドラム教室で指導されている瀬戸昭人先生


この瀬戸先生、横浜出身のメンバーで結成されたザ・マッドカプセルマーケッツがデビューするまでの4年間ドラムとして在籍し、あのレッドホットチリペッパーズの来日公演オープニングアクトも務めた経験の持ち主なのだ!凄い!偶然の出会いにしては凄すぎる!

そんな瀬戸先生がマンツーマンで指導してくれるというドラム教室。通っている生徒は幼稚園児から定年後のお父さんまで。女の子も多いらしい。
 


叩きだすと表情が一変する瀬戸先生


「ドラムに触れることで音楽を好きになるきっかけになれば」と笑顔で語る先生。創業26年になる音楽スタジオYAYAは、18歳の頃から通いつめた青春の場所でもあるそう。

「ドラム人口を増やしたい」と願うその表情は、とても優しい眼差しの奥に音楽に対する熱い魂が垣間見える。

ドラム教室は随時生徒募集中(1時間4,000円)。屏風浦から熱い音楽の風を巻き起こしてくれることに期待し音楽スタジオYAYAを後にした。