クリスマス目前!市営バスのイルミネーションってどんな感じ?
ココがキニナル!
市営バスのクリスマスイルミネーションバスがキニナル!装飾は運転手さんが行っているの?車内装飾にとどまらず、タイヤホイールまで金色にしてしまうその情熱を調査して下さい!(ハマ太郎 さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
利用者への感謝を込め、現場で働く人たちがカンパして飾りを持ち寄り、休日返上で飾り付けをしている、超情熱的な職員によるサービス向上の取組だった!
ライター:田中 大輔
クリスマスまであとわずか。
街中のお店はきらびやかな電飾で彩られ、お祭りムードを盛り上げている。
最近ではイルミネーションを施している民家も増えているようで、通行人の目を楽しませてくれる。
全員が全員クリスチャンというのではないだろうが、ひとつのイベントとして楽しむにはもってこいといった感じだ。そんなクリスマスの和やかな雰囲気を演出しているのは、建物の装飾だけではないようだ。
ネット上でも話題に
市民の足としておなじみの横浜市営バスの中にも、イルミネートされた車両があるというのだ。
インターネットで検索してみると、すぐに見つかるこのイルミネーションバス。twitterなどを通じて、かなり話題になっている。
話題騒然!? バスの中がクリスマスムード一色!
ネット上にアップされた写真を見てみると、色とりどりのモールや雪を模した白い綿、サンタクロースの人形などが飾られていて、知らなければ市営バスとは思えない光景が。
市営バスでやっているのだから、もちろん交通局が行っている企画のはず。
どういった経緯でやっているのか、飾り付けは誰がしているのか、飾りは誰が用意しているのか……。
おなじみ、普段の市営バス。コレがすっかり変わってしまう
キニナル疑問は尽きないところ。
というわけで、さっそく交通局へ取材に向かった。
実は今年で10年目!?
今回、対応してくれたのは総務課の大木さんと自動車本部営業課の石渡さん。
ともに、はまれぽでは何度もお世話になっているお二人だ。
交通局は引っ越し中。12月25日からはこの関内中央ビルを離れる
「お客様に感謝の気持ちを込めて、よろこんでいただこうということで行っている」というこの企画。
営業所によって違うそうだが、12月1日から随時開始して12月25日までの、まさに街がクリスマスムードに包まれる時期に行われている。
実は意外と歴史あるお客様サービス向上の活動で、「10年前からやってます」とのこと。
ただ、交通局から「イルミネーションやるぞ!」と号令がかかって始まったわけではないんだそうだ。
外から見てもよく分かる変わりよう。特に夜はキレイ!
(画像提供:横浜市交通局)
一番初めは、ある営業所の職員の発案から始めたことだそうで、そこから徐々に参加する営業所が増えていき、昨年からは全営業所で行われるようになったんだとか。
もともとが現場で働く人たちのアイデアから生まれた企画とあって、実際に装飾品を用意するのも、飾り付けを行うのも運転手さんたち。
飾りも、彼らがカンパし合って買ったもので、公費は使われていないんだそうだ。