中区歓楽街で女装した韓国人男娼(だんしょう)が逮捕。現地の様子は?
ココがキニナル!
中区の歓楽街で日本に出稼ぎ中の韓国人男性が女装して客引きし、逮捕されたようです。いったいどんな場所なのかレポートしてください(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
2年前から男娼(だんしょう)が急増し、近隣からは苦情が相次いでいた様子。夜道で声をかけられたら、毅(き)然とした態度で誘惑を絶つことが大事。
ライター:はまれぽ編集部
今回、事件の舞台となったのは以前、一斉摘発となった黄金町の脇を流れる大岡川を挟んだところに位置する、中区末吉町と若葉町。
2005(平成17)年1月に黄金町の「ちょんの間」が一斉摘発され、一時は大人しくなったこの近辺だが、数年前より娼婦らしき姿を見かけるようになったという噂をちらほら耳にする。
だが、今回逮捕されたのは娼婦ではなく、外国人の男娼(だんしょう/売春に従事する男性)。
この近辺で売春が行われたようだが・・・
実は国内では日本人だけでなく、外国人の男性同士の売春行為を取り締まる法令がない。
そのため、出入国管理及び難民認定法(以下、入管難民法)の資格外活動違反として摘発となったのだそう。男娼取り締まりは全国で初のケースなのだとか。
なお、入管難民法とは、出入国管理制度、ならびに難民条約及び難民議定書に基づく難民認定制度等を定めた日本の法令。今回の資格外活動違反とは、ひらたく言えば入国管理局の許可なく働いちゃダメというもの。
事件のあらまし
逮捕されたのは中区若葉町在住で無職の李三(イ・サム)容疑者(30)ら韓国籍の男3人。
李容疑者らは、観光ビザで入国し、2013(平成25)年2月19日~4月25日の間に、自宅マンション付近の路上で客引きをし、不特定多数の男性客に性的サービスを行い報酬を受け取ったという。
神奈川県警国際捜査課によると、5月12日までに、入管難民法違反(資格外活動)容疑で、李三容疑者ら韓国籍の無職の男3人と、マンションの提供などをしていた自称会社経営・朴道泳(パク・ドヨン)容疑者(52)を同法違反ほう助の疑いで逮捕。
末吉町周辺の様子
李容疑者らの手口は、若葉町や末吉町などの歓楽街の路上にて、かつらと化粧などで女装して男性客を誘い、提供されたマンションに連れ込んでいた。
サービス料は5000~1万4000円で、多い時で月に100~200万の売り上げを稼いでいたようだ。
以前、取材した「黄金劇場」も末吉町にある
近隣住民の反応は?
近隣にお住いの方の話によれば、この地域に約2年前から男娼が急増したのだそう。「夜から早朝まで変なのがウロウロしているから、こちらとしてはたまったものじゃない」と怒り心頭の様子。
一方、末吉町の様子。夜になるとどんな様変わりをするのだろうか
また、末吉町で通りがかりの方に話を伺ったところ、夜になると怪しげな姿を目にしたことがあるという。
「自分自身に被害はないので特に意識はしていなかったが、たしかにあまり気分のよいものではない。逮捕されて少しは治まればいいのだが・・・」という言葉が聞こえた。