日程が変更となった今年の「横浜開港祭2013」、オススメイベントは?
ココがキニナル!
6月8日(土)・9日(日)の開催となった「第32回横浜開港祭2013」、その見どころや、今年ならではのイベントは?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
海と陸とステージが満喫できる2日間、人気の「スウィーツパラダイス」や「花火大会」に加え、今年は被災地に贈る漁船「瀬谷丸」のお披露目式などを予定
ライター:河野 哲弥
日程に注意、今年の開港祭
毎年、6月2日の横浜開港記念日を挟んで行われる横浜開港祭だが、今年の開催日は6月8日(土)・9日(日)の両日となっている。
横浜市では今年、6月1日(土)から「第5回アフリカ開発会議」やその関連イベントが予定され、日程の集中による混雑などが考えられることから、開港祭の日程変更に至ったようだ。
今年の開港祭のポスター、日程に注目
今までは平日に行われることもあった開港祭、今後の日程はどうなっていくのだろう。また、今年ならではのイチオシイベントなどはあるのだろうか。同祭実行委員会を訪ねてみることにした。
以前からあった土日開催の要望
お話を伺ったのは、横浜開港祭広報渉外委員会副委員長の阿部さん。同委員会の事務所内には、毎年酉(とり)の市で買い求めるという、開港祭の成功を期した「熊手」が飾られていた。
今までのレポートでも登場、おなじみの姿
さて、肝心の日程だが、以前から「土日の方が来場しやすい」という声はあったそうだ。その一方で、「開港記念日と開港祭は不可分、伝統を守ることも重要」という意見もあり、結論が出ていなかったらしい。
そんな中、今年はアフリカイヤーとなり、また東横線・副都心線が相互直通運転したことから、「県外の方にも横浜を楽しんでいただく機会になるのでは」と、土日開催に踏み切ったそうだ。
刷り上がったばかりのポスターやチラシなどが並ぶ
気にかかるのは5月29日に梅雨入りしてしまったことだが、「天気はどうなるか分からない。ネガティブなことより、どうやって盛り上げていくかを考えることの方が重要」と、阿部さんは話す。今後の開催日程については、今回の結果をふまえ、改めて検討していくとのこと。
市民の募金により「瀬谷丸」がついに完成
開港祭で行われる催しは、「マリンイベント」「ランドイベント」「ステージイベント」の大きく3つに分けられる。まずは、海にちなむ「マリンイベント」のオススメ情報から。
ビームスペクタクルinハーバー(画像は過去のもの、以下同)
「マリンイベント」最大の呼び物は、臨港パーク前の海上で行われる光と音と花火のショー、「ビームスペクタクルinハーバー」。今年は約3000発の花火を予定しており、多少の雨でも実施すると、職人らも力が入っているのだとか。
◇日程/9日(日)20時20分から
瀬谷区から震災地へ、新造漁船の贈呈も
今年独自の催しとしては、開催日の両日、ぷかり桟橋で行われる予定の復興支援イベント「三陸沖に瀬谷丸を!」。東日本大震災によって漁船の約9割を失った岩手県大槌町に新しい船を贈ろうと、瀬谷区の有志市民が募金を行い、この度ついに「瀬谷丸」が完成した。
同船は9日(日)に横浜港を出港する予定となっており、それに先立ち、開港祭でお披露目式が行われる。
◇日程/8日(土)・9日(日)10時から16時まで