神奈川で密かなブーム?「ちょい呑みフェスティバル」って何?
ココがキニナル!
希望ヶ丘のちょい呑みフェスティバルが6月下旬にあるらしいのですが(*^^*)どんなフェスティバルかとってもキニナります!(いぶちん☆さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
facebookの投稿から生まれた藤沢発祥の「ちょい呑み」。地元の魅力再発見と地域の活性化につなげたいという思いのこもったイベントは本日27日も開催。
ライター:はまれぽ編集部
大雨のなか、希望ヶ丘駅周辺の飲み屋さんには楽しげな声が響いていた。
横浜市内で初めての開催となる「第1回希望ヶ丘ちょい呑みフェスティバル」の参加者だ。
最近、神奈川県内で密かなブームを呼んでいる「ちょい呑み」。酒を少し飲んで次のお店に移動する“はしご酒”を楽しむ飲み方だ。大和市や藤沢市、横須賀市などで「ちょい呑みフェスティバル」と銘打つイベントが増えているという。
ちょっと飲んで次のお店に移動する「ちょい呑み」
その「ちょい呑み」で「街を活性化させたい!」と立ち上がったのが、美容室「EST」の代表・溝怜史(みぞさとし)さん。希望ヶ丘駅前を中心とした飲食店36店舗の協力を取り付け、「ちょい呑みフェスティバル」の横浜市内初開催を実現させた。
希望ヶ丘での開催は26日(水)と本日27日(木)。大和市でも7月2日(火)・3日(水)に行われる。
地元に目を向けてほしい
そもそもの「ちょい呑み」の起こりは藤沢市だという。2012(平成24)年1月、facebook上での友人同士の「こんな呑み方、楽しくない?」という投稿がきっかけだった。
当時から、町おこしや飲食店のプロモーションとしての意味合いが強い「はしご酒」を売りにしたイベントは全国に存在したが、この「ちょい呑み」は“飲み仲間”同士の遊び心がきっかけ。その「ユルさ」が、肩ひじ張らない参加のしやすさを生んだ。
右が「希望ヶ丘~」主催者の溝さん。左から受付のかなさん、めぐみさん
溝さんが希望ヶ丘での開催を思い立ったのは、大和市で開催された「ちょい呑みフェスティバル」のポスターを見つけたのがきっかけ。地元での開催ができないか独自に調べ、ロゴの使用やノボリ・ハッピといった備品の使用許可を取り付けた。
参加店はノボリやポスターが目印になる
溝さん自身も大のお酒好き。地元のお店を飲み歩くことで、もっと地元に目を向けてほしいと話す。「希望ヶ丘は、横浜などに出やすい分、地元で飲むという文化があまりないように思う」のだとか。
そこで、住宅の多い地域の持つ潜在的な力に期待した。希望ヶ丘で毎年行われる地域の祭「キボフェス」には、1万人以上の人出がある。そのポテンシャルを「地元の活性」につなげる狙いだ。「ちょい呑みフェスティバルを通じて、『こんなお店があったんだ』という発見をしていただき、その発見を通じて、もっと地元を好きになってほしい」と願う。
希望ヶ丘ちょい呑みフェスティバルは、本日27日(木)も開催される。地元で活動する若手お笑い芸人などもパフォーマンスを行う予定だ。