横浜銘菓ハーバーを販売するありあけが「東京スカイハーバー」を発売した理由は?
ココがキニナル!
横浜銘菓ハーバーを販売するありあけは、なぜ「東京スカイハーバー」を販売したの?(せったーさん、象の鼻さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
これまで、ハーバーは神奈川県内のみで販売しており、「東京でも販売してほしい」という声が多かったため、「東京スカイハーバー」を販売した!
ライター:松宮 史佳
以前、「横浜銘菓ありあけハーバーの復活劇」で取材したありあけが「東京スカイハーバー」を販売しているとの情報が!
ありあけのソラマチ出店を伝える 日経新聞(2013年6月1日)
ありあけと言えば“横浜”! なのに、なぜ商品名に“東京”が付いているの?
幼い頃から「ハーバー」を愛して止まない松宮。これはキニナル!
株式会社ありあけに問い合わせ、担当者の方に突撃することに!
「東京スカイハーバー」発売の理由
「株式会社ありあけ」代表取締役社長の堀越隆宏さんにお話を伺う
まずは「東京スカイハーバー」を販売した理由について伺う。
堀越さんによると、現在、ハーバーは神奈川県内で発売している。だが、倒産した旧有明製菓の時代は、関東一円でハーバーを販売していた。そのため、“ハーバーを食べたことがある”東京の客から「ハーバーは東京では売っていないの?」「東京でも販売してほしい」という声が数多く寄せられていたそうだ。
みんな大好き「横濱ハーバー」
そんな中、オープン1周年記念を迎えた「東京スカイツリー」より、「出店のお話をいただいた」と堀越さん。もともと、ありあけは「地域に愛される企業」を理念としている。そのため、地域性を大切にしているので、「横濱ハーバー」は“神奈川県内”の販売にこだわる。そこで、東京では出店を機に、地域の客のニーズに合ったハーバーをつくることに!
「東京スカイハーバー」誕生!
新商品名には「お客様の声にお応えするためにも、最初から“ハーバー”を入れようと決めていました」と堀越さん。さらに、「東京の大空にはばたいていく、夢のある新しい東京土産にしたい、そして、東京のお客様にもハーバーを食べてもらいたいという思いを込めて名付けました」とのこと。
次に“スカイ=空”や“雲”をコンセプトに決定。印象的なキャッチを考案するため、「100案以上出した」と堀越さん。
東京スカイハーバーは、「しっとり ふわりん 焼きミルク」
なかなか味は決まらず、職人でもある開発責任者にお願いをしながら、毎日試行錯誤を繰り返したそうだ。そして、「東京スカイハーバー・ソラマチ売店・東京ソラマチ店」がオープンする3週間前の2013年5月中旬、ついに「東京スカイハーバー」の味が決定!
生地は、ハーバーのDNAを踏襲しつつも、よりやわらかく、ふわふわに。中には、よりしっとりしたハーバーならではの栗あんを入れた。
味に続き、“東京をイメージ”したパッケージが完成!
パッケージには東京スカイツリーや東京タワーなどの東京名所が入っている
2013年6月1日、「東京スカイハーバー・ソラマチ売店・東京ソラマチ店」がオープン