横浜「1000ぶら」商店街探訪。この企画のルールは、横浜市内の商店街を「活動資金1000円」のみで「ぶらっと」歩くというもの。

第1回は、筆者が「山手の銭湯『いなり湯』に飾ってある写真の力士ってどんな人？」、「山手駅前の大和町商店街に焼鳥屋が多いのはなぜ？」、「横浜市内のアットホームで美味しい洋食屋さんはどこ？『石川町・山手』編」の記事でも訪れたJR山手駅近くの大和町商店街。

さっそく商店街の人々との交流をはかるべく、ぶらり旅開始。



大和町商店街へ
　

JR山手駅から
　

1000円を手にぶらり商店街探訪開始

まずは、あてもなく歩くことに。

取材時、大和町商店街は「第2回 七夕笹まつり」が開催されていた。昨年の第1回は140店舗中15店舗のみの有志企画だったが、今回は「横浜山手やってみよう会」と「麦田町発展会企画部」で協力して70店舗弱が一斉に行なう一大イベントに。
　

商店街各店舗の店先に
　

笹があしらわれ、短冊に願い事が書ける

猛暑の中、商店街をぶらぶら往復しつつ、1000円の使い道を考えることに。

今回は半分の500円でこの商店街ならでは、というものを買い、それを手に各店舗で物々交換を依頼、最終的に何に変えることができるのか、という「大和町商店街わらしべ長者」を敢行することにした。

まず目にとまったお店は、笹がほどこされたこのキャラクターがいるヤマト薬局。
　

手書きのふれこみもユーモア

店に入り、七夕時期らしい「笹」商品を「わらしべ最初の品」にすべく商品を物色。
　

笹関連の商品の数々

石鹸・塩・ドリンク・のど飴等、笹関連の商品が並ぶ。お店の方におすすめの品を尋ねると、「ササヘルス」というドリンクを飲んでみてください、とご厚意で試飲をさせていただいた。
　

大和町商店街で開業40年の薬剤師の田里（たさと）久子さんからササヘルスをいただく
　

飲む
　

こんなかんじになる

笹の青みというか、青臭さみたいなものがギュッと凝縮されているヌルっとした味わい。血液をサラサラにしたり、免疫力を高めたりするなど、体にはとてもいいとのこと。良薬はどうしても口に苦し。

田里さんによると、地元の人はもちろんのこと県外からも10本入りの「ササヘルス」をまとめ買いをしに来るお客さんもいる、とのこと。

この「ササヘルス」をわらしべ最初の品にしようとしたが、予算オーバーの1000円越え。笹の成分が入ったものを、と関連商品を探し、資金500円ちょうどで買える「笹塩」にした。
　

笹塩購入
　

わらしべ長者開始