ライター松宮が、横浜市の「真ん中」に迫る!
ココがキニナル!
横浜市の「真ん中」はどこでしょうか。市の形の中心や、人口比率での重心、いろいろな「真ん中」があると思うので、調べて(chaxkinさん、NAKAKITAさん、はコ。さん
はまれぽ調査結果!
政治的中心は中区、経済的中心は西区、市の形状では保土ケ谷区二丁目の元「へそ広場」、人口重心は保土ケ谷区仏向町392番地付近だった!
ライター:松宮 史佳
「横浜の真ん中」とはどこなのだろう!? ・・・確かにこれはキニナル!
政治的中心はやはり「横浜市役所がある中区」だろう
今回は、「経済的中心」と投稿にあった「市の形状」「人口重心」の調査を敢行することに!
ネットで「横浜市」「市の形状」「人口重心」「真ん中」などとひたすら検索してみるものの、よくわからない。そこで横浜市役所に問い合わせると、政策局の方が「市のHPから調べられますよ」と丁寧に回答してくれる。
まずは区別で年間商品販売数(小売業)を比較し、「経済的中心」を調査。
区別小売業の年間販売額は1位西区、2位港北区、3位中区・・・と続く
繁華街別だと西区横浜駅西口が1位(横浜市統計ポータルサイト)
西区は横浜駅周辺やみなとみらい21地区が含まれるため、小売業年間販売額はぶっちぎりなのだ。
今年で20周年を迎えた横浜ランドマークタワー
続いて「市の形状」の真ん中を調べる前に・・・
横浜市の形を切り、縦横折って真ん中を予想(極めて原始的手法)
松宮の予想は「保土ケ谷区!」
やっぱり保土ケ谷区だった!(保土ケ谷区HPより)
「保土ケ谷区の真ん中」の詳細を親切に教えてくれる“ナゾの仮面キャラクター”
・・・真ん中だから“へそ広場”か。「わかりやすい」と一人で納得する。
ちなみに保土ケ谷区役所に確認すると、“ナゾの仮面キャラクター”=統計白書の案内キャラクター「ほっとちゃん」らしい!
続いて「人口重心」を調べるために「平成22年度版:国勢調査」をチェック!
ちなみに、「人口重心」とは市民一人ひとりが同じ重さと仮定し、“その地域内でバランスを崩さずに支えられる点”のこと(総務省HPより)。
平成22年度の「人口重心」は保土ケ谷区仏向町392付近。2005(平成17)年に比べ、北に130mほど移動した。
横浜市の「人口重心」は1980(昭和55)年以降、青葉区や緑区、都筑区などの人口増を反映し、「北西部に移動していた」とのこと。
だが、近年は都筑区や港北区などでの人口増を反映し、北へと移動中
当たり前だが、どこかで人口が増加すれば「人口重心は移動していくんだなあ」と再認識する松宮。
「市の形状」と「人口重心」の真ん中がわかったところで、実際に現地へ行ってみることに!