今年5月、中区末吉町にて韓国籍の男娼（だんしょう／売春に従事する男性）が逮捕された事件は記憶に新しい。はまれぽではその事件の様子をお伝えするとともに、末吉町や若葉町に夜な夜な出没するという売春婦たちをレポートしてきた。

あの事件から約5ヶ月経ったいま、末吉町の街角に佇む男娼や売春婦たちの数は減ったのだろうか？　いまの現状をお伝えしていこう。

あれから数ヶ月たったいま

9月某日。肌寒くなってきた20時ごろに現地へ到着。前回のレポートと同様、末吉町～若葉町の同じルートを小一時間散策してみた。
　

はたして現状はどうなっているのだろうか（Googleマップより）

最初はぽつりぽつりと売春婦らしき女性たちの姿を発見。だが、夜も早いせいか、人数は少ないように思える。
　

末吉町の路上に少しずつ売春婦らしき女性たちが現れた

だが、男娼らしき姿はまったく見当たらない。一時期は売春婦と同等くらいの人数を見かけたのだが、やはり事件の影響なのだろうか。
　

以前はコインパーキング付近にいた男娼の姿も見かけなくなった

男娼や売春婦たちの行方は

21時ごろから急に女性たちの数が増え始める。見た目は中国、韓国、東南アジア系だろうか。向うからは決して声をかけてこず、こちらから近づいてアイコンタクトをとった上ではじめて会話が始まる。

「遊びですか？」

そう話してきたのは、見た目は40代の女性。聞くところによると、台湾出身のこの女性は、5年前からこの仕事をしているのだそう。週に2～3回、この場所に現れては一日に5人以上を相手にしているという。
聞くところによると、事件以降、男娼の姿はここであまり見かけなくなったとのこと。行方に関しても付き合いはないし、わからないとのことだ。
　

男娼たちはいったいどこへ行ったのか

では現在、売春婦の数はどうなったのだろうか。
2013年5月の事件から一時は影をひそめていたのだが、徐々に増え始めてきたとのこと。

話を伺ったこの女性も、事件から一時、街灯に立つのは控えてきたそうだが、最近ではまたこうして町に繰り出し、夜な夜な相手を探しているという。
　

物陰に隠れて相手を探していた