大さん橋にユニークすぎる発音でアナウンスをしているおじさんがいるってホント?
ココがキニナル!
大さん橋で英語のアナウンスをしているおじさんの素顔を知りたいです。周囲から時おり笑いが起きたり、ざわついたり。ユニークで気になります!(sakuragihamaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
おじさんは新田義治(にったよしはる)さん78歳。世界各国をまわり製鉄プラントを販売していた元エンジニア。取材時には人がおらずざわつきはなし
ライター:クドー・シュンサク
笑いをとったりざわつかせたり、そんなアナウンスをするおじさん。しかも英語。
おじさんの素顔、見に行きましょう。
ちなみに、「このキニナルをクドーさんにセレクトした私! さすがだと思いませんか!!」と同行の編集怪獣・山岸。
思わんよ。
大さん橋のアナウンスおじさん
みなとみらい線日本大通り駅から港へ向け10分弱歩く。小雨と強風と山岸の大声にやられながら歩く。
大さん橋近くから眺めるみなとみらい
大さん橋到着
どこだアナウンスおじさん
16時半に約束していたので、まだ5分あるがインフォメーションカウンターへ行き取材の旨を伝えた。
「新田さんは今休憩にでてまして、17時に戻ります」
休憩。17時に戻る。約束は、16時半。まあいいとして、アナウンスおじさんの新田さんについてインフォメーションカウンターにいる地島(ちしま)さんに話を聞いてみた。
まず何のアナウンスをしているのか。一日でだいたい10回ほど、客船の出航前後など来場者が多いタイミングで施設内の注意や案内を主に、閉館のアナウンスもしているとのこと。日本語のアナウンスの後、英語でアナウンスするという。
そして新田さん含め4人いるインフォメーションカウンターのスタッフは、みなさん英語がペラペラとのこと。新田さんにいたってはドイツ語まで話せるという。
「ちなみに取材の申請は1階の防災センターです」
了解して向かい、取材の申請を済ませ、新田さんの休憩戻りを待つ。
購入を迷ったり
みなとみらいの模型なんか見ながら新田さんの戻りを待つ
Uターンの方はコチラ
17時になり、インフォメーションカウンターへと戻った。すると、さっきまでいなかった妙齢の方がいらっしゃった。
アナウンスおじさん?
お声をかける前にアナウンスをするかどうか、様子を見ることにした。
?
この「?」マークはインフォメーションカウンター横にあるもので、「“?”なことはここまで」という誰にでもわかりやすくしたもの。それにしてもおじさんはアナウンスをしない。
アナウンスを待つのはやめ、お話を伺うことからにした。
「すいません、新田さんですか?」
「はい、新田ですが」。
この方がアナウンスおじさんであった。あらためて大さん橋のアナウンスおじさんこと、新田義治(にったよしはる)さん。
本牧在住で78歳の新田さん
「前に、取材の人たちが来てたけど、あなたたちもテレビの方ですか?」と話し始めた新田さん。話し方や声に関しては特別に変わった印象はない。ただ、ハキハキと話す話し方は引き込まれるものがある。
テレビの人間ではない旨を伝えると「“ナニコレ珍百景”の取材を以前受けましてね、私のアナウンスがどうたらこうたらで・・・あなたたちも同じ内容ですか?」と尋ねられたのでその旨をお伝えすると新田さんは静かに・・・
笑った