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宮前商店街で行われている提灯祭の状況はどうなっているの?

はまれぽ調査結果!

さびれていた商店街と打って変わって、提灯祭は本当に賑やか!12日には、巨大なお神輿と提灯行列を見物できます!

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2011年06月12日

ライター:吉澤 由美子

2011年6月11日。

宮前商店街は、6月12日の洲崎大神お神輿巡幸を待ちきれない人たちが繰り出して、緩やかに下る道はぎっしり。
のんびり閑散としたいつもの風景とは全く違う賑わいだ。
 


京急神奈川駅近くの宮前商店街ゲート


源頼朝によって1191年に創建された、長い歴史を誇る洲崎大神。6月はじめに行われる神幸祭、通称「提灯祭」で有名な歴史ある神社だ。いくら創建の古い神社とはいえ、ひっそりした商店街にこんなに盛大なお祭があるのはなんでだろう? そもそも最寄駅の名前が県名となっている「神奈川」だし、なにか相当な由緒がある匂いがする…。
 


宮前商店街のなかほどにある洲崎大神入口の鳥居




歴史ある神奈川宿

調べてみると宮前商店街のあるこのあたり、青木町は江戸時代には宿場町だった。しかも、東海道を旅する参勤交代の大名が宿泊する本陣が、川を挟んで西の青木本陣、東の神奈川本陣と2つもあったという場所。

さらに、宿場の目の前には良港の神奈川湊が控え、江戸時代には陸と海の交通の要衝として知られていた。安藤広重の「東海道五十三次 神奈川宿台ノ景」には、海沿いの宿場町だったこのあたりの景色が描かれている。
 


神奈川宿歴史の道という散策ルートの洲崎大神説明プレート


坂本竜馬の妻、お龍さんが勤めていたのも神奈川宿の旅籠。

そこには神奈川台場の設計に携わった勝海舟がたびたび訪れていたらしい。他にも、将軍が鷹狩の時に使う神奈川御殿が近くにあったり、幕末には外国の領事館が多数置かれたり、亀の甲せんべいの発祥の地であり浦島伝説が残っていたり…。
歴史に残る面白い話がこれでもかと次々出てくる町なのだ。



提灯祭を守る氏子のみなさん

洲崎大神鳥居近くに、宮前商店街の詰所を発見。
「東海道 神奈川宿 青木町」と染め抜かれたお揃いの浴衣を尻端折りしたイナセな旦那衆がそろっている。
 


洲崎大神氏子の上原義行さん(左)と飯田好春さん(右)


「提灯祭のお神輿は明日だよ」「明日は人が増えるから、屋台を楽しむなら今日のがいいね」「今日は子どもたちの曳く山車が16時に出るよ」歴史や由緒の話はこちらから尋ねたら応えてくれるけれど、街自慢より役に立ちそうな情報をと矢継ぎ早にお祭を楽しむポイントを教えてくれる。訪問者に対して親切で気さくなこの雰囲気、古くからの宿場町らしい気質が残っているようで温かい。
 


洲崎大神氏子の川村賢洋さん。おいしいお茶をごちそうしてくれた




 

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