関内で開催中の「子どもの新聞」大博覧会では、何が見られるの?
ココがキニナル!
今、開催中の子どもの新聞博覧会が気になります。中では何が見られるのでしょうか?
はまれぽ調査結果!
「子どもの新聞」大博覧会は日本全国の子ども新聞が集結し、見ごたえ十分。実際に新聞を製作できる体験ブースなど新聞の面白さを120%堪能できる!
ライター:北條 明子
昔から港町として栄え、海外文化を取り入れてきた横浜は、様々なものの日本発祥の地。
たとえば、アイスクリーム、テニス、公園などもその一つ。そして、日刊新聞発祥の地でもあるのだ。
そんな中、中区の関内にある日本新聞博物館で「子どもの新聞」大博覧会が開催中ということで、早速取材に行ってみた。
日本新聞博物館は横浜情報文化センターの2階が入り口
10のブースに分かれた企画展は飽きない仕掛けで惹き込まれる
日本新聞博物館が8月13日から10月23日迄、各新聞社が発行する子ども向けの新聞を中心に展示しているこのイベント。
まず、2Fの企画展フロアでは大きく10のコーナーに分けられており、すべて非常に見やすく構成されている。
まず目に入るのは北から南まで日本全国を網羅した子ども新聞をどーんと紹介したブース!
小学生、中学生、高校生と世代が分けてあるものから、小学校高学年以上なら誰でもOKという新聞まで様々。
政治ネタからカルチャー、ファッションまで内容は多岐に渡り、ついつい読みふけってしまうほど。
全国の子ども新聞が集結! 内容も各社が趣向を凝らしていて面白い
取材当日の朝日小学生新聞(8/31付)で野田新首相を紹介
そして、ゆるキャラブームも後押ししてか、全国の子ども新聞の個性豊かなキャラクターをドカンと紹介しているブースは圧巻。
全国津々浦々の子ども新聞キャラクターを一挙展示。迫力ある!
1人の小学生からの手紙が話題を呼んだ
また、もう一つ考えさせられる展示を発見。
2011年3月27日付の毎日小学生新聞紙上で、ある経済ジャーナリストが福島原発事故での東京電力の対応などに関して記事を書いたところ、ゆうだい君という小学生から手紙が来たそうだ。
毎日小学生新聞に掲載された発端の記事(2011年3月27日付)
「僕のお父さんは東電社員です」という見出しと共に書かれたゆうだい君の手紙が大きく新聞で扱われ、その後、手紙のやり取りが続くのだ。
この記事に関してゆうだい君が出した手紙も公開された
館内には、意見箱を設置し、ゆうだい君の手紙への感想を小学生の来場者に投函してもらえるようになっている。
今までの意見がボードに貼られているので、是非このブースは大人たちにもチェックしてもらいたい。
小学生たちの鋭い意見の数々に大人たちはどう考えるのだろうか。
来場した小学生たちの意見や考えもボードに貼って公開