綱島にある怪しさ満点のタイ料理店「タイタニ」に突撃取材!
ココがキニナル!
綱島にあるタイタニというタイ料理屋がキニナル。店内は昭和なレトロなのに、なぜか水牛の角があったり怪しさ満点。器は100円ショップ調達?でも出される料理は絶品!是非取材を!(輪太郎さん)
はまれぽ調査結果!
タイ南部、スラタニ出身のご主人がこだわる本場の味は辛さと美味さが絶妙! 怪しげな内装とは裏腹の本格的なタイ料理を楽しめる!!
ライター:はまれぽ編集部
今、タイが熱い。暑いのではなく熱い。
幼少期、週刊少年ジャンプで見た、ゆでたまご先生の『蹴撃手マモル(キックボクサーまもる)』でムエタイと出会い、K-1をはじめとした格闘技全盛期に青春を過ごした筆者。強者たちがひしめくタイという国に興味があった。
タイっていいよね
その熱もここ数年は鳴りを潜めていたが、最近、タイへの情熱が再燃してきている。
といっても格闘技の方ではない、食への情熱だ。
今回のキニナル投稿は綱島に怪しさ満点だけど絶品なタイ料理店がある、というもの。
行かない理由はない。
綱島の中心で辛いと叫ぶ
最寄り駅は東急東横線、綱島駅
東口から左手に進む
王将と山頭厨房、中華料理店の間に・・・
タイ国旗
ヤサラ
タイタニ発見!!
お店は2階のようなので早速階段を駆け上がる。走り高跳びの選手であったマモルならひとっ飛びだろう。
木の扉をくぐると・・・
足元にはケンケンパ
指示通り、ケンケンパしながら入店。
おじゃまします!
店内はこんな感じ。奥にある座敷席も含めると40人ほど入れる
投稿にあった水牛の角
カウボーイハットに星印のタル、の上に鉄アレイ
レトロでアメリカンでなんだかよく分からないものもおいてあるしで、不思議な空間。
これはお話を聞くしかない。
店主のヴィチャイディッド プラウィットさん
もともと留学生として22~23年前に日本に来たという店主。タイ南部、バンコクから飛行機で1時間ほどの場所にあるスラタニ出身の店主が、南部の本格的なタイ料理を提供したいとお店を始めたそうだ。
店名のタイタニのタニはタイ語で「国や村、圏」という意味。つまり「タイ国」という店名だ。分かりやすい。
綱島には2013(平成25)年12月に同店をオープンしたが、それまでは新宿など都内で複数の店舗を構えていたこともあるそう。ちなみに水牛の角はその当時から店主のトレードマークとして店頭に飾っていたようだ。
ほかの調度品は「古いものが好きで集めていたらこんなことになったんだよ」とのこと。
超美人の奥さまは残念ながら顔出しNG。素顔はぜひお店で!
なぜ綱島なのか、奥さまに伺うと「綱島にはこれまで特に縁はなかったから本当に偶然。いろいろと物件を見てきた中で、この雰囲気を一目で気に入ったから、ここにしようって決めたの。それ以前は何のお店か知らないけど、直前はお好み焼き屋さんだったらしくて居抜きでお店を出せそうだったし、都内と比べて家賃も手ごろだったから」とのこと。
綱島に居を構えて2年。周囲には川など自然も残っており、住みやすく気に入っているとお二方はにこやかに答えた。
お好み焼きにつかう鉄板はお手製の蓋がかぶせられている
今では「本格的なタイ南部料理が食べられる」とタイの方やタイに住んでいた方からも評判になり、綱島だけでなく菊名や大倉山、日吉などからもお店を訪れる人が後を絶たない「隠れた人気店」となっているようだ。